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週末でしたので、レコードショップに立ち寄ってみたところ、幾つか良質なレコードをピックアップできました。満足できる内容でした。ゲットしたのは以下の通りです。

1) Lee Morgan “Charisma” (Blue Note 1966)
2) Pucho And His Latin Soul Brothers “Yaina” (Right On 1971)
3) Marion Brown “Geechee Recollections” (Impulse 1973)
4) Norman Connors “Dark Of Light” (Cobblestone 1973)
5) Marcus Belgrave “Gemini” (Tribe Record 1974)
6) Charles Tyler Ensemble “Voyage From Jericho” (AK BA 1975)

ノーマン・コナーズのは初期の作品の中で唯一持っていなかったアルバムなので、大きな喜びです。でも、一番の収穫はPucho & Latinとマーカス・ベルグレイブのはオリジナルでゲットしてしまいました。Puchoのはあまり分からなかったのですが、ラテン系には目がないので常に探しています。マーカス・ベルグレイブは、感無量です。初めて手にするTribe Recordのリリースです。イギリスのSoul Jazz/Universal Jazzのコンピレーションやフィル・ラネリンのリイシューは持っていますので、どこかでいつかリイシューにお目にかかれるだろうとは思っていましたが、まさかオリジナルでゲットできるとは思ってもみませんでした。これを見つけた瞬間、無意識に周りを見渡し、誰にも気付かれていないよう確認しながら、他のレコードの間に差し込んで抱きかかえるようにしてレジに向かいました。

今回はリー・モーガンの1966年に発表した「カリスマ」です。これは彼のブルーノート時代後期の作品で、ポスト・サイドワインダーといわれた時期になります。モーガンは1985年までアート・ブレイキー・ジャズ・メッセンジャーズに在籍していおり(フレディー・はバードが代わりに加入)、同年から「ジゴロ」や「コーンブレッド」など精力的に後期代表作をリリースし続けました。モーガンの凄さは、ハード・ボップ時代におけるその技術の高さに加え、作曲の力です。ディジーやクリフォード・ブラウンの伝統を受け継ぎながらオリジナル性溢れる曲を書き、さらにはその音楽性をグループに溶け込ませ一体感を指揮するリーダーシップが感じられます。いってみれば音がタイトなのです。それはモーガン、マクリーン、モブレイ、ウォルトンがジャズ・メッセンジャーズ出身だからもあると思います。それにしても、タイトルからもお分かりの通り、モーガンのカリスマ性がこのつわものをまとめ、存在感を存分に発揮するソロを聴かせてくれるこの男はやはり天才です。

Lee Morgan (trumpet), Hank Mobley (Tenor sax), Paul Chambers (bass), Jackie McLean (Alto sax), Cedar Walton (Piano), Billy Higgins (drums)

Tracklist:
1. Hey Chico
2. Somethin’ Cute
3. Rainy Night

1. Sweet Honey Bee
2. The Murphy Man
3. The Double Up
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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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