マイルス・デイビスの電気バンド時代絶頂期のライブダブルアルバムで、個人的にはトップ3に入るくらい良いアルバムだと思っています。ニューヨークのフィルモア・イーストで1970年7月17-20日のライブを収録しています。

出だしのアナウンサーの紹介で「Miles Davis」と始まると同時にチック・コリアのディストーションのエレピが入って、後はもうマイルスとキースのオルガン、チックのエレピ、ジャック・デジョネットのドラムの掛け合いが延々と続く、まるでスタジオのジャムセッションです(サックスのスティーブ・グロスマンはたぶんついていけなかったのではないかと思うくらい、音がでていない)。セットリストも曲もまるで無いようにきこえますが、テンポとテーマ(特にデーブ・ホーランドがベースで要所要所で引き締めてくれるんですよね)だけでお互い何をするのか、何をマイルスが求めているのか、理解できている領域に聞こえます。特にこの時代(69-70年)のメンバーがよくまとまっていると思います。マイルスの音も、ハリがあって聴いていて心地良いです。

電気仕掛けのマイルスは好きですね。何度聞いても足りない。

Miles Davis (trumpet); Steve Grossman (soprano saxophone); Chick Corea (Fender Rhodes electric piano); Keith Jarrett (organ); Dave Holland (acoustic & electric basses); Jack DeJohnette (drums); Airto Moreira (percussion).

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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