(動画の始まりが遅いです。ご了承ください)
IG カルチャー(IG Culture)が「shottsman」名義で監督した、80年代のUKジャズダンスシーンのダンサー達の20年後の再開を記録したドキュメンタリー「Floor Violence」。ジャズダンスはその名の通りジャズやフュージョン、ラテン、アフロ・キューバン音楽で激しく踊るスタイルのダンス。とは言っても、形にとらわれるのではなく、自身のエネルギーを自由に表現するダンススタイルだと思います。70-80年代にディスコやファンクと並行して、アンダーグラウンドで(今なら口コミ?)広がったこの文化が現代のクラブジャズの文化に引き継がれています。今はジャズで踊る人たちは小規模になってしまったそうですが、海外ではLegends of the Underground、日本が世界に誇るStax Grooveなどダンスカンパニー、Tomi The Jazzy Monk さんや若手ダンサーさん達によってジャズダンスは時代とともに進化しつづけています。ジャズをクラブで楽しむという精神は、レコード、DJ、バンド、ダンスと様々な形式で確実に継承されていると感じています。

このドキュメンタリーはパフォーマンスはもちろん音楽がすばらしい。監督がIG Cultureですから当然の選曲だと思います。ジャズファンクからブロークンビーツのクラシックまで。ハービー・ハンコックの「Sly」(5:45)、Barry Miles「Magic Theatre」、そしてNew Sector Movementの「Mass Car Raid」(3:23)に加えSon of Scientist (IG Cultureの別名義)。躍動感に満ち溢れたステップは見ていて刺激的で、まさにジャズの即興性と同様のエキサイティングで挑戦的な世界。感情的かつダイナミックな動きは見ていて魅了されます。作品中の古い記録映像は伝説のクラブ「Electric Ballroom」ですね。このドキュメンタリーでジャズの楽しさ、ユニークさ、ファンキーネス、そして一瞬にしか感じられない「瞬間」を堪能してもらって、ジャズを聴いてみたいという人が一人でも多く増えてくれればなと思いました。Thank You, IG!

ソース:
Holy roller productions

Spine TV

あまりジャズダンスの歴史について知識がありませんので、どなたか情報提供していただければ助かります。よろしくお願いします!
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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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