(写真が下手で本当にごめんなさい)
4月3日に発売になったiPadを日本でいち早く体験できるイベント「iPad Landing in Japan」(#iPad0405)に行ってきました。初日の販売台数が30万台以上に達し100万本のアプリケーションがダウンロードされたiPadは、すごい「何か」を持っています。iPad は明らかに「スマートフォン」、「タブレット」、「ネットブック」とは一線を画しており、何かが違います。これまでPCを使って行ってきた作業や作業時間、場所、相手、手段、これらがiPadで全て変わると感じました。

イベントのオープニングでは主催のAppetizer Japan編集長 松村太郎 (@taromatsumura) さんがiPadのKeynoteで作成したプレゼンを披露。特別ゲストに西郷輝彦
(@teruhikosaigo)さん
が登場。台本はiPhoneでチェックしているというアップル信者の西郷さんは、iPadの魅力について「手で本を読んでいるという感触や、ページをめくったときに裏ページが薄く写っている」こだわり感が素晴らしいと語っていました。
その後、イベントは「タッチ&トライ」に。会場には6台のiPad。そして我々参加者100名がiPadを囲みます。

参加者が幾つもの疑問を投げかけ、また新たな疑問がわいてくる。スタッフの皆さんも当日到着した新品のiPadなので、一緒になってiPadを囲みPhoto、Keynote、iBooksなどアプリを試してみました。これは楽しいひと時でした。みんなで囲んで画面を見ながら質問したり、画面を触って操作するスタイルは、PCでは実現できなかった体験です。
第一印象です。
– 見やすい。ディスプレイ解像度、全体の配列、画面のサイズと、どれをとっても美しいです。雑誌や新聞は紙である必要がなくなったと思いました。インタラクティブ性の高いiPadは既存メディアとは別にコンテンツとしての可能性があると思います。
– 反応が良い。タッチスクリーンのレスポンスが細かいディテールまで作りこまれています。マルチタッチでスクロールしたり、本のページをめくったりが非常にスムーズです。
– インターフェース。例えば「設定」画面において、iPadアプリのアイコンが左側に表示され、設定内容が右側に表示されます。また「iPod」ではiPhoneが曲、アルバム、アーティストなど表示切替が必要なのに対し、iPadでは1つの画面上で切り替えが可能で、音楽の検索から選択までできます。
– 入力しやすい。座って膝の上においてタイプするなど、置いて両手でのタイピングが適切のようです。こちらもレスポンスが良く、またキーボードがちょうどよいサイズで不自由を感じませんでした。
– 文字サイズ:画面が大きくなったことで、文字サイズも変わりました。iBookではサイズを好みのサイズに設定が可能。
– バッテリー:約1時間半ほど使い倒して残量が80%強。十分過ぎます。
逆に出来なかったこと、今後に期待することです。
– マルチタスク。当たり前ですが、残念です。4.0に期待です。
– 音。スピーカーの問題でしょうか。音が大きく出ない。大画面で再生した動画にマッチする音声が、できればステレオ音声が欲しいです。
– カバーフロー:ディスプレイが大きくなったので、iPodのアルバムカバーをiBooksの本棚のように並べ替えたり、もっと遊べる機能が追加されればよかったです。
– 文字入力。安定感、デバイスの幅、キーボードの位置からでは、iPhoneのように片手や親指でのタイピングは難しかったです。左右のコーナーにキーボードが出てきてフリックができたらと、@taromatsumura さんは何度も言っていました。それからキーボードの上に入力候補がでてくるので、画面領域(特に縦画面使用時)がかなり狭まります。メールやTwitterなどの入力には向いていると思いますが、物書きには難しいかもしれません。

第一印象は刺激的かつ感動的な使いやすさでした。製品の完成度が素晴らしく高く、PCでもスマートフォンでもない、全く新しい楽しみが実感できました。電子書籍への期待はもちろん、動画や音楽、ウェブブラウジング体験においては冒頭に書いた通り、ノートPCで行う作業や時間、場所も変わってくると思いました。直感的なコンピューターであるiPadは、これまで必然的に使用していたインターフェース、例えばマウス、の概念を変えてしまう革新だと思います。全てのPCがiPadに置き換わることはありません。それでも確実に家庭で、職場で、屋外でインターネットと連動した「気軽なコンピューター体験」が誰でも手に出来る日に近づいていることには間違いないと思いました。

今回のイベント(#ipad0405)では、スタッフさんは混雑を避け確実に入手するために、あえてニュージャージーのアップルショップで購入後、即帰国で休む間もないままイベント開催という強行軍、さらに発売レポート、成田到着時とイベントのUstream中継と、当日のため大変お疲れ様でした。そして何よりも感謝したいのは、トークを短く「タッチ&トライ」の時間を大きく設けて頂いたイベント運営に感謝します。素晴らしいイベントをありがとうございました。みなさんもぜひ一度iPadを触って楽しんでみてください。

恩田フランシス英樹(@onebeat)さんのイベント写真レポートもどうぞ
[おまけ:iPad、Kindle、アップル Newton]
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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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