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4月3日発売のiPadには楽器として音楽シーンを盛り上げる可能性が十分存在すると予感しています。コルグがシンセサイザーElectribeのiPadアプリ「iElctribe(App Storeリンク)を発表するなど、iPhoneより広くなったディスプレイには多くの機能を詰め込むことが可能で、直観的な操作性がアップするiPadは楽器として音楽制作だけでなく、これまでは専用ハードウェア(Akai MPCAbelton Live Launchpad、ヒ゛ョークが使っていたハイエンドのReactableなど)が必要だった直観的なライブ演奏にも可能性を広げられるのではないでしょうか。個人的には次はコルグのKaossPadかヤマハのTenori-Onにアプリ化してほしい。TS-808のアプリ化は面白いと思う。シンセアプリの可能性について、ITmediaのiElectribe記事がすばらしいポイントをまとめています。

『ハードウェアの楽器と違い、ソフトウェアならば新しいアプリをどんどん追加していくことができ、価格が安いこともあって市場飽和しにくい。製造停止になったハードウェアもアプリ化することにより新たな収入源にすることもできる。Twitter上にはローランドのリズムマシン「TR-808を」、ベースマシン「TB-303を」と往年の名機のiPad版を望む声も出ている。いずれもPC上でソフトシンセ化されているものだから不可能なことではない。』
今はオークションや中古屋でしか入手できないビンテージシンセもアプリとしてiPadで安価で入手でき、以前に使っていた人から初めて使う人まで幅広い層をiPadプラットフォームで取り込めることです。それならプラグインはどうなるの?と思いますが、ライブやスタジオ、ライトユーザー向けなど目的別にすみ分けができるのではないのでしょうか?それからiPad向けに音源やエフェクト/プラグインを作ってアドオンしていくといったことも出来そうですね。


それではiPad楽器アプリを幾つかご紹介します。製品の詳細は各サイトでご確認ください。今後リリースされるアプリもチェックしていきます。

オーストリアのReality Jockeyが開発したミュージックプレーヤーアプリ「Rj Voyager」(App Store リンク)は4月3日よりフリーでダウンロード可能です。

Pajamastudio開発のDJミキサーアプリ「Sonorasaurus Rex」(App Storeリンク)。

DJアプリの「Mixr」。インターフェースが素晴らしく、iPadの「Look & Feel」の特徴を最大限に生かしているアプリだと思います。近日リリース予定。

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SoundTrendsのバーチャルシンセアプリ「Looptastic HD」(App Storeリンク

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バーチャルシンセアプリの「bleep!BOX 1.2.0」。iPadとiPhone両方で利用可能で、現在アップルに申請中。

iPadやiPhoneとアプリの登場により、高価な機材をそろえてからというプロセスから、Applegirl002さんのように楽器を使わずにクリエイティブな音楽表現をSNSを通じて発信できる環境が確実に定着していると実感しています。

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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