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SXSW Interactive Checkin Visualization from SimpleGeo Inc. on Vimeo
日本でも2010年に入り注目が集まり始めた位置情報サービス。FourSquareやGowalla、日本のコロプラの「チェックイン」とiPhoneの組み合わせで普及が広がり、コロラド州ボルダーに拠点を置く注目のベンチャー、SimpleGeo (@simplegeoinc)が現在(3/30-4/1)サンノゼで開催している位置情報テクノロジー、ビジネス、アプリ開発向けの「Where 2.0 カンファレンス」(#where20)で興味深いツールを発表しているのでご紹介します。

SimpleGeoは位置情報に関するデータベースやツールをソフトウェア開発者や企業に提供するベンチャー企業です。(3/31よりSimpleGeoのサービスは正式に提供開始)。位置情報サービスの提供において、情報のインデックス化が非常に難しいことが問題として挙げられます。例えばFourSquareなど主な位置情報サービスは、チェックインすると緯度経度の情報を集計し現在の位置を示します。ただ正確な住所データではない、またSNS (Twitter、Flickr、Yelpのようなローカル情報)、地域に関する記事やウィキ、ニュースや天気予報など更新される情報などのデータとの連動が無いといった制限があります。SimpleGeoはこれらがすべて連動したプラットフォーム(「iTunes for geodata」とSimpleGeoは呼んでいます)を提供して、アプリ開発やサービス提供を支援します。

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via Flickr
具体的になにができるのかを自分なりに考えてみました。例えば、自分は電車遅れなどはツイッターのTLでつぶやきを見て知ることがありますが、位置情報と連動しているとつぶやいた場所から一番近い駅や電車の状況を見ることができたりするのでしょう。また、例えば市の開発や不動産、広告主向けにどの場所がどの時間帯に利用されているのかをリアルタイムで表す「位置情報ランキング (Geo Rank)」もあります(実際にSimpleGeoはSpotRankというサービスにデータを提供しています。下の画像)。またTwitterやFacebookで4sqやGowallaの情報を共有したりすることができるのではないでしょうか。

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冒頭の動画はSXSWからSimpleGeoが集計したFourSquare, Gowalla, Twitter, Flickr, Bump, Brightkite, BlockChalk, Fwixのチェックインをリアルタイムで表示したデータです。速度が速すぎて4sqとGowallaくらいしか分かりませんが、サンフランシスコでやったらもっとすごい色になっているのでしょうね。SimpleGeoのようなサービスが普及することでますます情報ストリームがローカルベースで加速していくことが楽しみです。これからグーグル、ヤフー、MSなど大手も進出してくることでしょうし、日本でもミクシィやGREEなどSNS大手の動向にも注目です。

関連ソース:
SimpleGeo
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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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