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サンディエゴで22日に開幕したエンターテイメントの祭典、別名おたくの集い「サンディエゴ・コミックコン」(コミコン2010)にて、位置情報サービスの『Gowalla』がイベント用特別バッジを提供しています。Gowallaはまた特別ディスカウントやギブアウェイも提供しています。

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このイベント、アメリカのみならず世界で最も大規模な年次イベントの一つで、ここ5年間は毎年来場者10万人を動員する超大型イベントになっています。また近年はコミックだけでなく、映画やビデオゲーム、アニメや3D、俳優や業界関係者が集まるイベントに拡大しています。Gowallaのスポークスパーソンは、「私たちは常にGowallaを利用するコミュニティの体験によりよい体験を提供する手段を探しており、世界中で最も大規模で先進的なコンベンションの一つであるコミコンも例外ではありません」とWiredにメールで回答しています。

同じく位置情報サービスのFoursquareのライバルであり、3月に開催されたSXSWにおいて、ウェブ・アワードのモバイル部門を受賞したGowallaは、現在170以上の国に35万人以上のユーザーを持つと述べています(Foursquareはユーザー数200万人を突破)。

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火曜日に始まった「Comic-Con Special Event」チェックインでは、ユーザーはスターウォーズや「スコット・ピルグリム vs ザ・ワールド」(8月に映画公開予定)などのバッジが来場中に入手できます。またイベント開催中にGowallaは特別イベント用のカスタムバッジやディスカウント、パートナーとのコラボレーションによるTシャツをユーザーに提供しています。詳しくはGowallaのブログでご覧下さい

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Foursquare、Gowallaやその他の位置情報サービスが相変わらず今年の大きなトレンドですが、「チェックイン」以上の何かをユーザーに提供していく必要があると各企業は考えているように見えます。よく見られるのはリアルのイベントとのコラボレーション。自分もよくこれらのサービスを使いますが、日本ではユーザー数は多いもののまだまだリアルに連動させることが少ない気がします。

一つの可能性としては、友人とコミュニティ別で交流ができたら面白いかなと考えています。音楽好き仲間なら、「どこのイベントは面白かった」や「ここでの次のイベントはこちらです」のような感じでチェックインから情報を交換しあえれば、バーチャルでもリアルでもユーザー同士の交流が活性化するかと予感します。そんな中、Gowallaはコミコンでのチェックインや、自転車レーサーのランス・アームストロングが主催する財団法人「Livestrong」のサポートができる『Trips』というコミュニティ機能があり、そのコミュニティをフォローするとチェックインしたユーザーのコメントやティップ、写真を見ることができるようになっています。現段階ではFoursquareにはユーザー数で劣るGowallaですが、アクティブユーザーが集まる要素を取り入れていて、さらにちょっと変わった日常生活を演出できるイベント作りが光ります。競争よりも、より良いサービスの提供を目指すことでユーザーが他では真似できない体験が出来るようになることが、企業と新しいインターネット利用の拡大への道だと思えます。

ご参考までに
盛り上がる位置情報サービスのチェックインをベンチャー企業のSimpleGeo (@simplegeoinc)がリアルタイムでビジュアルデータ化した動画 (4/1)

関連ソース
Gowalla Hits Comic-Con With Special Stamps, Zombie Swag (7/20 Wired) 
Gowalla.com ブログ
Comic-Con Special Event チェックイン 

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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