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iPodiPadを使ったDJプレイが徐々に拡大してきていますが、どんなに技術が先進しても、オールドスクール流のDJプレイにノスタルジーを感じてしまう。それならばと、次世代のDJ向けに、デザイナーのGerg Kauman氏がマルチタッチのDJターンテーブルをデザイン。デモ動画の7:10から始まるライブの模様がカラフルでカッコいい。サンプルやループも使えるし、セットアップも簡単で、カラフルなデザインが魅力的、本当に実用性がありそう。
必要な機材は、音楽素材を保存したUSBメモリーだけ。
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マルチタッチの問題は、テーブルに移る画面を操作することに熱中してしまい、クラウドとのインタラクションができなくなることだったそうです。そこでKaufman氏はプラッター(回っている円)の中にオーディオやボリューム、ピッチコントロールを表示することで、ハンドジェスチャーを使ったマルチタッチプレイができるようにしました。

例えば、以下もモーションでプラッターをなぞると
 ボリュームを上げたい場合は
– 4本の指でプラッター画面を上方向になぞる

 EQを変えたい場合
– 1本指でHigh
– 2本指でMid
– 3本指でLow
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このようなDJツールもありますが、リアルなDJ体験というよりアプリを操作しているみたいですね。
töken experience from yöyen munchausen on Vimeo

関連ソース

Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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