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米国カリフォルニア州の学校は、パブリッシャーのHoughton Mifflin Harcourtと提携して、算数の授業にiPadを導入するパイロットプログラムを開始する。

Houghton Mifflin Harcourtは世界初となる年間カリキュラム用iPadアプリ「Algebra」のパイロットプログラムを発表しました。

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プログラムはまた、プリント・デジタル教科書との一方的な体験を置き換えて、インタラクティブなプラットフォームとモバイル端末が生徒に授業を提供する、新しいカリキュラムモデルであるHMH Fuse ™を発表します。

革命的なiPad環境を通じて、生徒は問題へのフィードバック、ノートを取り保存し、ガイド付きのインストラクション、動画レッスンへのアクセスが指先から可能になります。アプリの多次元的な機能はインストラクション、サポート、途中での対応を組み合わせ、教師と生徒が個別のニーズに沿った授業をカスタマイズすることができます。

参加学校はロングビーチのWashington Middle School、Hudson K-8、フレスノのKings Canyon Middle School、Sequoia Middle School、リバーサイドのAmelia Earhart Middle School、サンフランシスコのPresidio Middle Schoolの6校。

iPadは教育現場に最適なプラットフォームで、テキスト、グラフィック、動画を表示でき、テストを配布し、インターネットアクセスを提供し、教師と生徒のインタラクションを手助けする「素晴しい紙」だ。多数の大学はすでに導入実験が開始している。中学校がニッチな市場になることも想像ができる。

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Washington Middle Schoolでの8年生(中学2年)の授業の様子
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非常に興味深く将来性のあるプロジェクトだと思う。教科書はとてもコスト効率が悪いので、iPadアプリで提供されれば、教科書を購入していた学校もコストを低減できる。また古い教科書を使わなければならない生徒もアプリで常に最新版を利用できることは大きい。

だがいくつかの疑問も残る。誰がiPadの使い方を指導するのか、教師は授業のほかにテクニカルサポートの役割を補わなくてはならなくなり、本来の目的である授業が疎かにならなければよいのだが。

今回iPadアプリを提供する教育パブリッシャーのHoughton Mifflinは、創立が1832年の教育業界最大手。2008年には業界初となる子供向け「おさるのジョージ」辞書アプリをiPhone・iPod Touchで発表している。
「Curious George’s Dictionary Preview」おサルのジョージのイラストがかわいい英語の単語や発音が学べるアプリ (9/3/2009 これがiPhoneクオリティ!)

California Schools Replace Math Textbooks with iPads (9/8 Cult Of Mac)
Two Long Beach schools teaching algebra with iPads (9/8 Long Beach Press Telegram)
Houghton Mifflin Harcourt

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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