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調査会社ニールセンのイベントで、ソーシャルメディア時代で最も影響力を持つグループ「C世代 (Generation C)」を定義したセッションがあったのでご紹介します。

Introducing Generation C: The Connected Collective Consumer (10/27 Nielsen Wire)

10/19にインドネシアで開催されたニールセンのカンファレンスにおいて、DDBシドニーのDan Pankraz氏 (@danpankraz)が「C世代 (ジェネレーションC」の定義を発表しました。Pankraz氏によれば企業が理解し対話しなければいけないグループは、ソーシャルメディア・プラットフォームを通じて情報を共有する意欲が最も強いため、最も影響力が高いと考えられる「ジェネレーション C」だそうです。Pankraz氏はDDBシドニーのプラニング・ディレクター兼ユース・ストラジストで、ソーシャルメディアを活用したユース(C世代)向けのブランディングを専門にしています。

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「ジェネレーションCとは?」の問いに対して、Pankraz氏はジェネレーションCを以下のように説明します。

– Y世代(79-85年生まれ)やZ世代(85-91年生まれ)のような年代別グループではなく、ソーシャルメディアが生んだティーンから20代の集団グループ
– 「C = Connected Collective Consumer」
– ターゲット・オーディエンスではありませんが、ブランドとのつながりを持つデジタル・ネイティブのコミュニティ

Pankraz氏が挙げたC世代の特徴としては:

– C世代は(その他のユース世代と同様に)、面白いアイデアや社会的な話題・運動・動向でつながっていたいと望む集団に参加し共感することで、自分を形成します。これらのグループは情報に信頼性とアテンションを呼び起こしてくれるので、ブランドは集団の中、集団の間で起きている会話に入っていく必要があります。(Tribal behavior)

– C世代は、何かについての考えや見解、意見をどのくらいの頻度で集団の中で共有するかで、自分の地位を形成します。(Social status derived by what you share)

– C世代は、グループを作りソーシャルメディア上で行動します。購買決定は個人ベースではなく、集団でレビューし評価した後、グループで決定します。(Bee-like swarm behavior)

– C世代は、モバイルデバイスで常時ソーシャルメディア・プラットフォームとつながっています。モバイルデバイスはC世代が生きるための必需品「ソーシャルな酸素」になりました。(Social oxygen)

– C世代は、1日13時間分のコンテンツを消費し(ニールセン発表)、常に新しい話題を目にしています。情報コンテンツの管理が出来る彼らは、会話を通じて自身の体験をライブストリーミングしています。(Continuous partial attention)

– C世代は、同時に複数の集団に参加することができるため、頻繁にアイデンティティーを変化させます。(Chameleons)

– C世代は、「クリエイティビティの民主化」により、ただアイデアを消費するのではなく、積極的に参加し、手を加え協力します。ブランドストーリーに参加しようとしてきます。(Co-creators)

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最後に企業に向けて、C世代に最適なコンテンツの5つのポイントを提案しました。
– 関連性を持たせ、便利で楽しみを与える
– 集団内でソーシャルな地位を向上させる
– 反応を探り、楽しいソーシャルインターフェースを用意する
– C世代メンバーとブランドだけでなく、メンバー同士をつなげる
– C世代メンバーが参加でき、手を加え、プロデュースできる

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この「C世代(ジェネレーションC)」の定義は、ソーシャルメディアと共に生活するグループの特性をかなりピンポイントで説明できているのではないでしょうか?、

C世代は3次元的で、自分の情報管理システムを持っている人達と感じましたが、皆さんはどう思いますか?この説明を読んで企業はPC、サブノート、タブレット、モバイルなどデバイスではなく、Facebook・Twitter・ブログなどプラットフォームを選択することでもなく、目的を選定し適した価値あるコンテンツを常時配信し対話することが、新しい取り組みではなく一つの戦術として定着していると思いました。

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ソース
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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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