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オンライン音楽コンテンツサービスであるYouTube, Pandora, Last.fmなどは昨年、世界人口の約1/6に匹敵する、10億人以上のユーザー数を獲得しました。その結果、音楽を聴く環境も様々になっています。反面、ヨーロッパでは音楽関係の雇用者数が過去10年間で17%も減少し、2015年までに120万の職が消えると予想され、時代は確実に変化してきています。

ソーシャル・デジタルメディア向けビジネスカンファレンスを手がけるiStrategyが手がけた、2010年におけるデジタル音楽の動向をまとめたインフォグラフィックを紹介です。

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音楽を聴く環境(2010年)
リビングルーム(Hifiオーディオ、ゲーム機、DVDプレーヤー):79%
車内:76%
PC:39%
モバイル:20%
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米国における人気サイトの月間ビジター数(2010年)

YouTube:12億2200万(94%増)
(内 ジャスティン・ビーバー:4億3000万)
Last.fm:9080万(116%増)
Pandora:6000万(26%増)
Playlist.com:1780万(27%増)
Grooveshark:1060万(236%増)
AOL Music:730万(27.2%増)
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2004年 vs 2010年の比較
合法の音楽サービス:60 vs 400+
デジタル楽曲カタログ数:100万 vs 1300万
業界デジタル収益;2億ドル(グローバル) vs 42億ドル(グローバル)
業界売上のデジタル音楽販売のパーセンテージ:2% vs 29%

ライセンス有の楽曲 vs ライセンス無の楽曲:24% vs 76% (ニールセンによれば、欧州のネットユーザーの4人に1人は毎月違法ダウンロードサイトにアクセスしている)
デジタル音楽市場:1000%増
音楽全体の売上:31%減
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音楽関連の雇用
「音楽家」が職業の人は1999年から2009年で17%減
120万の雇用が欧州音楽市場で2015年までに失われると予想される

全体のインフォグラフィックは下でご覧ください。
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全体の売上は減少気味ですが、デジタルの分野は確実に成長し収益も増加しています。また驚いたことに、レコードの売上が増加にあることも最近確認されています。この辺りの数値は今後も変わっていくことが予想されますし、市場を見る指標も変わらざるをえないと思っています。どんどん既存の数値とデジタルの数値との融合が進むと個人的には感じています。

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データ元

ICM for Omnifone – Feb, 2010

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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