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欧米で人気の音楽ストリーミングサービスSpotifyと競合する、米国のRdioがプライベート視聴オプション「Protected Account」機能を提供開始しました。

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これまでRdioユーザーは、ストリーミングサービスで聴いた音楽は全てのユーザーと共有できたため、誰もが人の視聴データやプレイリストを閲覧できる状態でした。新たに追加されたProtected Account機能をオンにすると、視聴情報を閲覧できる人(フォロワー)を承認制にできるため、視聴行動をプライベートモードに保ち、音楽情報を共有したい人とだけ承諾することが可能になりました。または、Protected Account機能をオンにして、聴いた楽曲情報を本人のみプライベートで楽しむことが可能になります。

多くの音楽ストリーミングサービスはFacebookと連動していることから、視聴情報がFacebookで流れたり、またFacebookでログインする音楽とは関係のない友人がサービス内でフォローし合うといったことが起きてしまいます。また聴いた曲が情報として見えるため、知られたくない曲目もオープンになってしまい、せっかく好きな音楽も思い切り楽しめないことがあります。ですが、プライベートモードを設置することで、親しくない人に自分の音楽趣味を知られたくない人は、音楽好き同士で楽しむことが出来ると思います。

音楽の楽しみ方は人によって違うように、音楽サービスも利用者の目線に立った設定を準備することが、ユーザーに安心感を与える意味でも大事だと思います。特に新しい分野のサービスでは、機能性の追求も大事ですが、ユーザーが気持ちよく使えるようにサービスを充実させることが、ユーザーの定着を促進する要因になると感じます。プライベートモードはTwitterやInstagramも採用しており、ライバルのSpotifyもFacebookに視聴情報が流れないようにするプライベートモードを既に導入しています。

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米国に拠点を置くRdioは合計1800万曲以上の音楽カタログを提供するクラウド型の定額制音楽ストリーミングサービスです。(競合するSpotifyが提供する楽曲数は1700万曲以上と言われる)

RdioもSpotify同様に、フリーミアムモデルで会員獲得を目指していますが、Spotifyが広告付きの無料プランと広告無しの有料プランの組み合わせである反面、Rdioのモデルでは無料プランも広告無しと、サービス形態が異なります。

Rdioは7日間の無料期間と、有料プランで4.99ドルのウェブアクセス、9.99ドルのモバイルアクセスを提供します。また複数のユーザーで利用できる17.99ドルのファミリープランも提供するなどユニークな料金プランも用意しています。

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まだ日本には(当然ですが)上陸していませんが、Rdioはスウェーデン、フィンランドでサービスを開始したことにより、これまでのデンマーク、米国、英国、カナダ、ブラジル、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、スペイン、ポルトガル、そして今月からサービス提供を開始したノルウェーと合わせ計14ヵ国でサービスを展開します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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