Media_httpventurebeat_kmjgp

米国の音楽ストリーミングサービス『MOG』は創業者でCEOを務めるデビッド・ハイマン(David Hyman)が退任することを発表しました。

Media_httpsfistcomatt_smgjc
image via sfist

MOGの親会社である高級ヘッドフォンメーカー『Beats by Dre』のスポークスパーソンによれば、ハイマンはすでに退任しており、今後は同社の戦略アドバイザーを務めるという。

Media_httpwwwhardware_hjfab
 

ハイマンは音楽解析サービスGracenoteの元CEOで、その後MOGを創業しました。

Media_httpfbcdnphotos_fkzdo

1500万曲の音楽カタログを保有するMOGは米国でSpotifyなど後発サービスに後れを取りユーザー獲得に苦戦していたこともあり、今年7月にBeatsへ売却され、高級AVというハードウェアと連携した音楽サービスへ改変するとの噂されています。
 
■過去記事 
関係筋によればBeatsは新しいCEOを招き、Beatsの音楽サービス運営を任せる模様。

今年は色々な音楽サービスの話題がニュースを飾りましたが同時に、MOGのハイマンやデジタル音楽配信サービスTuneCoreのジェフ・プライスなど、デジタル音楽サービスの創業者が退任する動きもありました。創業者が自身の会社を退社することは、音楽サービスが開発などスタートアップの期間を終え始め、提携やマーケティングなど事業化フェーズへと移り始めたことを少なからず意味し、この分野が順調に成長していると言えるのではないでしょうか。創業者が抜けることは寂しい限りですが、これも成長するための流れ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
Twitter, Facebookページもやっています。ご興味があればRSS購読、またはフォロー宜しくお願い致します。
* ブログのタイトルを募集中です。

ソース

Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
取材、記事執筆、リサーチ、音楽ビジネスやストリーミング、海外PRに関するコンサルティングのご相談は、お問い合わせからご連絡を宜しくお願い致します。

  • プロフィール
  • お問い合わせ