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音楽ストリーミングに大きなニュース!

Skypeの創業者が立ち上げた音楽ストリーミングサービスのRdio」(アールディオ)は、米国第2位のラジオネットワーク「Cumulus Media」と提携しました。これによってRdioは年内に無料の聴き放題サービスを開始し、音楽ストリーミングサービスの分野で先行するライバルの「スポティファイ」と同じフリーミアムのサブスクリプション・モデルを展開していきます。

Cumulus MediaはRdioの親会社、Pulser Mediaから大幅な株式を譲り受ける代わりに、同社が制作提供しているプログラムへのアクセスや、Rdioに広告営業の支援を提供していきます。

2010年に開始したRdioは、月額5ドルのウェブアクセスと月額10ドルのウェブ・モバイル・アクセス二種類の有料プランを提供し、世界31ヶ国でサービスを現在展開しています。しかし、有料会員数などがこれまで明らかになっておらず、噂では競合するスポティファイのユーザー数を大きく下回っていると言われています。

今後Rdioは広告付きの無料バージョンを開発し、3通りのプランをユーザーに提供していくことが初めて実現しました。これにより、Rdioは、新規ユーザーの獲得が容易になっただけでなく、有料会員へのコンバージョンを高めて月額課金制をベースにした収益化も検討することができるようになります。

Rdio - Pricing

今回の提携で、RdioはCulumus Mediaが持つ広告営業チームを活用することになります。Culumusは米国各地で活動する1,500人以上のラジオ広告営業担当者が、Rdioの無料バージョンの広告販売を行います。 Culumus MediaとRdioは広告収入のレベニューシェアを行います。

Culumusは現在米国内で525局のラジオ局を運営している放送ネットワークです。Culumusは広告営業の他に、ネットワークのプログラムや放送局でRdioを活用し、番組専用のプレイリストを構築したり、番組でRdioのプロモーションを行っていきます。

フリーミアム・モデルはRdioが競合するスポティファイがサービス開始当初から取り入れ、短期間でサービスを急成長させた要因となりました。Rdioもようやくフリーミアム・モデルを採用することで、無料サービスとプレミアム・サービスを提供でき、新規のユーザー集客や広告収入、有料会員の課金など成長戦略やマネタイズ戦略を強化することが可能になりました。今回の提携でRdioがスポティファイにどれだけ近づくことができるのか、今後の動きに注目です。

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ソース
Online Music Service Rdio in Deal With Cumulus(9/15 New York Times)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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