YouTubeは年内にサブスクリプション型音楽サービスを開始すると米国メディアが報じています。

音楽業界メディアのビルボード(Billboard)は計画を知る複数の情報ソースからの情報として、YouTubeはSpotifyのように、無制限でフル視聴できる音楽サービスを無料プランと有料プランで提供するとしています。YouTubeのサブスクリプション型音楽サービスは動画と連動して、主にモバイルでのリスナーがターゲットになる模様です。

無料プランでは、モバイルを含む全てのプラットフォームで音楽を無制限にオンデマンドでフル視聴できると情報ソースは伝えています。無料プランのユーザーには利用中に広告が表示されます。

有料プランでは、上記の広告表示を無くすことが出来る、オフラインで視聴が出来るなど、利用できる機能が広がります。有料プランの提供は、グーグルの将来に向けた戦略で、今後展開する同社のサービスや製品との連携が予想されます。

YouTubeのサブスクリプション型音楽サービスでは、グーグルが展開するGoogle Play Music All Accessで大手レコード会社と配信契約で合意している楽曲カタログが利用可能になります。

YouTubeの音楽サービスの開始時期などは明らかにされていません。

ソース
YouTube Close to Launching Subscription Music Service (Breaking)(10/23 Billboard.biz)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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