DIYアーティストが自分達の作品を販売できる音楽配信プラットフォーム「 Bandcamp 」がサービス開始から5周年を迎えました。

http://bandcamp.com/
https://twitter.com/bandcamp
https://www.facebook.com/Bandcamp

Bandcampの発表によれば、これまでアーティストが作品を売り上げた総額は、なんと5000万ドル(約49億1100万円)に上ります!

そして今後18ヶ月の間にこの額は2倍に増加すると推測されます。

その大きな要因となるのが、先日リリースしたばかりの公式のBandcampモバイルアプリです。

無料のBandcampモバイルアプリを使えば、モバイルユーザーは好きなBandcampアーティストの楽曲にアクセスでき、アプリ経由で視聴することができます (始めに「ファン・アカウント」の作成が必要)。

楽曲を購入後もダウンロードしてiPhoneやAndroidに同期させる必要もありません。

公式BandcampアプリはiOSAndroidでダウンロードが可能です。

Bandcampとは?

Bandcampはアーティストが自由に自分の音楽(デジタル音源それもロスレス、CD、アナログレコード、カセット)、グッズを販売できるサービス。登録は無料で、音源をアップロードするのも無料。ログインすれば、各ユーザーごとに自分のページを開設でき、コンテンツを販売できます。

価格設定はアップロードするアーティストが自由に設定できます。売上はアーティストとBandcamp間で分配するレベニューシェア方式で、デジタル音源は15%、グッズは10%をBandcampが受け取ります。アルバム単位、シングル単位で販売でき、全ての楽曲は視聴することが可能です。

Bandcampには購入者の動向を分析できるツールも提供されているため、アーティストはユーザー情報を元に「どの曲をフリーで流すべきか」「どんなジャンルが好まれているのか」等、
サイトを使ってマーケテイング視点からの音楽活動にも活用することができます。

bandcampには、アーティストだけでなくDJやレーベルも参加できます。また各ページのビジュアルやURLをカスタマイズすることもできるので、よりオリジナリティ溢れるオンラインストアを作ることができます。

Bandcamp

Bandcampは、iTunesやAmazonなどメインストリートのオンラインストアに流通ルートを持っていない、自由に創作活動を行っているDIYアーティストにとって、オンライン上で手軽に音源を販売できる数少ないツールです。例えアーティストがサイト構築のノウハウや、オンラインストアのセットアップの仕方が分からなくても、Bandcampがあれば問題ありません。

アプリやソフトウェアなど、誰もが表現できるツールが広まる一方で、音源を販売するサービスは今でもそう多くはない。従ってBandcampのようなサービスはDIY精神の強いアーティストやレーベルにとっては強い味方です。情報やコンテンツをネットで誰もが発信出来る時代だからこそ、アーティストも自らが動き、これまでにないアプローチを模索していくことが生き残るために求められています。Bandcampがこの先、どのくらいDIY精神の高いアーティストを引っ張っていけるのか、これからも期待したいと思います。

ソース
The Big Five-Oh(10/29 Bandcamp Blog)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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