フランスのサブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「 Deezer 」が、いよいよ来年に米国へ進出するようです。

音楽メディア『ビルボード』は、大手レコード会社の情報として、Deezerの米国進出は2014年に入ってからになる模様で、モバイル・キャリアとのパートナー契約によって実現すると伝えています。また音楽ニュースブログ「Digital Music News」は1月に米国でローンチすると伝えています。

Deezerは世界182ヵ国に展開しているオンデマンドの定額制音楽ストリーミングサービスです。最近明らかになったDeezerのユーザー動向によれば、アクティブユーザーは1200万人、有料会員数は500万人に成長しています。またDeezerは、ライセンスの問題などから世界トップの音楽マーケットの米国と日本への進出を行わない事業戦略を取って来ました。

米国ではすでに多くの音楽サービスが稼働しているため、サブスクリプション型音楽サービスにとって世界的にも最も競争の激しいデジタル音楽市場と言えます。世界最大の音楽ストリーミングサービス「 Spotify 」はすでに米国で2年以上サービスを展開しており、今年3月に発表した数値ではアクティブユーザーは2400万人、有料会員数600万人と発表していますが、現在ではこの数字は大きく拡大していると思われます。

また米国にはRdio, Rhapsody(有料会員数100万人)、Muve Music(有料会員数190万人)、Google Play Music All Access, Sony Music Umlimitedなどサブスクリプション型音楽サービスがあり、さらにYouTubeとヘッドフォンブランド「Beats By Dr. Dre」もこの分野に参入する予定です。

ソース
Deezer Coming to the United States In 2014(11/14 Billboard)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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