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世界のアンダーグラウンド音楽シーンで活躍するDJやエレクトロニック・アーティストのクラブイベントをストリーミング配信する動画メディア「Boiler Room」がiOSAndroid向けアプリをリリースしました。

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Boiler Roomは、アンダーグラウンドで有名なDJやエレクトロニック・アーティスト達のライブDJやクラブイベントをYouTubeとSoundCoundで配信している音楽ストリーミング・メディアです。現在はYouTube、SoundCloud、ウェブサイトを通じて世界500万人以上の音楽好きにリーチしています。本拠地はロンドンですが、ベルリン、ニューヨーク、ロサンゼルスにも拠点を置きイベントを開催している、世界最大規模のエレクトロニック・ミュージック動画メディアです。

2010年3月にhackneyのウェアハウスからWebカメラでDJプレイをリアルタイム配信することから始まったBoiler Roomは、 Mount Kimbieやジェイムス・ブレイク、Oneman、Terror Danjah、Dego、Ben UFOなど英国のアーティストを始め、Richie Hawtin, Theo Parrish, Nicolas Jaar, Gaslamp Killer、Madlibなど海外DJ、そしてアニマル・コレクティブ、Disclosure、Grimes、Sigur Ros、QuestloveなどライブアーティストのDJプレイをリアルタイム配信しアーカイブ化しています。

またRed Bull Music Academyと組み、イベントのライブ配信なども行なっています。

http://www.youtube.com/user/brtvofficial
http://soundcloud.com/platform
https://www.facebook.com/boilerroom.tv

現段階ではアプリからは録音された音源へのアクセスのみが可能です。

Boiler Roomは今後ライブストリーミング配信も今後アプリに追加するとコメントしています。

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ロンドンの片隅でWebカメラから始めた配信が、仲間だけのお楽しみで終わらせずに、世界中のアンダーグラウンド・ミュージック好きへと拡大させた流れは、ソーシャルメディアが台頭してきた現代のメディアの新しい作り方なのではと思ってしまいます。

共感されるコンテンツを見つけて届けることがBoiler Room成功のカギで、とても大切だと思いました。ライブ配信だと、時差で見れない人も世界中には数多くいるはず。そこをこれからはアプリでもカバーしていこうというアプローチも、その通りだなあと感じます。

日本のDommuneとBoiler Roomはどちらも動画配信サイトですが、Dommuneはテレビ的な感覚で視聴し、Boiler Roomはクラブイベント的に参加するイメージがあります。どちらもスタイルがユニークですが、Dommuneは日本人オンリーな部分が強い気がして、Boiler Roomのようにアーティスト中心型のメディアにはならない気がします。でもどちらも視聴者が喜ぶコンテンツを配信制作出来ている点は、無数に欄列する動画サイトよりははるかに成功していますね。配信サービスは来年にかけてもっと面白くなると期待しています。

ソース
Boiler Room TV and the online streaming revolution (11/14 Metro.co.uk)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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