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グーグルグラスのユーザーは、これからはPandoraで音楽を聴きながらグーグルグラスを利用することが利用できます。米国で2億人以上の登録ユーザーを超えるパーソナライズド・ラジオ「Pandora」がグーグルグラス用アプリを正式にリリースしました。

Pandoraのアプリは音声で操作が可能で、ユーザーはグーグルグラスに触れることなく音楽ステーションを変えることができます。

音楽を聴く方法は3通り。一つはグーグルグラス Explorer Kit版付属の片耳イヤホン、アクセサリーの両耳ステレオ・イヤホン、骨伝導スピーカーの3通りです。

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音声コマンドではユーザーが好きなアーティストやアルバム、楽曲を選択し、音楽ステーションを構築ができます。グーグル・グラスのタッチパッドでは、再生、一時停止、スキップ、トラック別のThumb-up/Thumb-down (Pandora独自のいいね!システムで、楽曲レコメンデーションエンジンを個人ユーザー向けに最適化する機能)が選択可能になります。

Pandoraアプリは今年始めにPandora社内で開催されたハッカソンで開発されたアプリを元に、公式アプリを制作しました。

グーグル・グラス用Pandoraアプリは、同社にとってウェアラブル向けには二つ目のアプリです。これまでPandoraは、クラウドファンディングで大成功を収め世界中から注目を集めるスマートウォッチPebble向けにアプリを提供しています。

これまで音楽サービスは一般的にPC・Macの中で存在するものであって、ようやくスマホの登場で外へ持ち運べるようになりました。グーグルグラスなどウェアラブルの登場はモバイル性をさらに高め、日常でのアプリ利用をさらに促進してくれる可能性があります。

音楽サービスを外出先でもパーソナル化されたままで楽しむ手法は、スマホの普及とウェアラブルへの注目でますます多様化し始めます。このモバイル時代にサービスをさまざまなデバイスに対応していくためには音楽の分野に限らず、ITの分野との協力体制を確立していくこと以外に実現は不可能でしょう。日常的に利用するデバイスとプラットフォームの上でどのようにコンテンツを消費するかを考えていく上で、実際にバーチャルとリアルの世界をつなぐテクノロジーと技術力を持ち合わせたIT業界抜きで考えることは、もはやできません。一方で音楽業界やクリエイティブな分野で活躍する人がこれまで蓄積してきた、アート性やストーリー作りといった人が共感できる物語を作るためのノウハウもいままで以上に必要だと感じます。これからのコンテンツ消費の世界ではITとコンテンツ(音楽)が協力しながら、サービスやプラットフォームで一緒にビジネスを行なっていく、これが理想的な環境でそんなつながりが日本でも生まれて欲しいと願っています。

ソース
Pandora

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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