先日Twitter社が、2014年世界や日本で話題になったトレンドやハッシュタグをまとめたデータ「Twitterの2014年」（#YearOnTwitter）を発表しました。
https://2014.twitter.com/ja
https://2014.twitter.com/moments/japan
政治やスポーツなど、さまざまなカテゴリーに分かれて人気のトレンドやデータがランキングされています。その中で、アメリカの音楽に関するトレンドやハッシュタグ、データを入手したので、まとめてシェアします。
2014年の音楽を最もツイートされた瞬間を、Tweets Per Minute（TPM＝1分あたりのツイート数）で振り返ってみます。
● 229,533TPM：ブルーノ・マーズとレッド・ホット・チリ・ペッパーズが出演したスーパーボール ハーフタイムショーの終了時
● 171,593TPM：Imagine Dragonsとケンドリック・ラマーによるグラミー賞でのパフォーマンス（グラミー賞関連のツイートは1520万に上る）
● 152, 688TPM：グラミー賞でロードが最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞した瞬間
● 146,083TPM：ロードによるグラミー賞でのパフォーマンス
● 138,792TPM：MTV ビデオミュージックアワード(VMA)でマイリー・サイラスが「最優秀ビデオ賞」を受賞した瞬間（VMAは1260万ツイートを獲得）
● 97,153TPM：VMAでビヨンセのパフォーマンスと「MTVビデオ・ヴァンガード賞」を受賞した瞬間
● 89,029TPM：VMAでロードが「最優秀ロックビデオ賞」を受賞した瞬間
アメリカで2014年に話題になった音楽関連ハッシュタグのトップ30
- #vote5sos
- #MTVHottest
- #VoteDemiLovato
- #MTVEMA
- #LHHATL
- #SXSW
- #EMABiggestFansJustinBieber
- #VMAs
- #RickyChat
- #GRAMMYs
- #BBMAs
- #MileyForMMVA
- #BETAwards2014
- #5SOSGOODGIRLS
- #LHHNY
- #Coachella
- #WeLoveYouTaylor
- #musicfans
- #CMTAwards
- #ACMs
- #hiphop
- #SoundCloud
- #BRITSonedirection
- #TaylorTo1Mill
- #fireproof
- #IHeartRadioAwards
- #HiphopAwards
- #TFIOSMusic
- #MusicThatDontMatch
- #ArianaBieberduet
最もツイートされたジャンル
1. ヒップホップ／ラップ
2. R&B
3. カントリーミュージック
4. EDM / エレクトロニック
5. ロック
総フォロワー数の多いアーティスト・アカウントのランキング（2014年12月現在）
- ケイティ・ペリー（@katyperry） – 60,098,378
- ジャスティン・ビーバー（@justinbieber） – 56,886,079
- テイラー・スウィフト（@taylorswift13） – 46,908,955
- レディー・ガガ（@ladygaga） – 42,781,100
- ブリトニー・スピアーズ（@britneyspears） – 39,590,901
- リアーナ（@rihanna） – 38,031,597
- ジャスティン・ティンバーレイク（@jtimberlake） – 37,650,177
- ジェニファー・ロペス（@JLo） – 29,773,423
- シャキラ（@shakira） – 27,849,713
- デミ・ロヴァート（@ddlovato） – 25,466,701
- ピンク（@Pink） – 25,095,520
- セレーナ・ゴメス（@selenagomez） – 24,553,885
- アリアナ・グランデ（@ArianaGrande） – 20,972,715
- アリシア・キーズ（@aliciakeys） – 20,228,426
- ブルーノ・マーズ（@BrunoMars） – 19,242,141
- リル・ウェイン（@LilTunechi） – 19,145,531
- エミネム（@Eminem） – 18,848,755
- マイリー・サイラス（@MileyCyrus） – 18,786,826
- ピットブル（@pitbull） – 18,412,077
- ニッキー・ミナージュ（@NICKIMINAJ） – 18,328,373
- ドレイク（@Drake） – 17,966,994
- アブリル・ラビーン（@AvrilLavigne） – 17,203,435
- ウィズ・カリファ（@wizkhalifa） – 16,059,879
- マライア・キャリー（@MariahCarey） – 15,208,517
- クリス・ブラウン（@chrisbrown） – 13,752,495
2014年に最もフォロワー数を増やしたアーティスト・アカウントのトップ25:
- ケイティ・ペリー（@KatyPerry）: 1300万人
- ジャスティン・ビーバー（@JustinBieber）: 1100万人
- テイラー・スウィフト（@TaylorSwift13）: 1000万人
- アリアナ・グランデ（@ArianaGrande）: 950万人
- ジャスティン・ティンバーレイク（@JTimberlake）: 910万人
- セレーナ・ゴメス（@SelenaGomez）: 790万人
- デミ・ロヴァート（@DDlovato）: 620万人
- リアーナ（@Rihanna）: 620万人
- ブリトニー・スピアーズ（@BritneySpears）: 610万人
- ワン・ダイレクション（@OneDirection）: 550万人
- ハリー・スタイルズ（@Harry_Styles）: 550万人
- ナイル・ホーラン（@NiallOfficial）: 530万人
- シャキラ（@shakira）: 520万人
- リル・ウェイン（@LilTunechi）: 490万人
- ドレイク（@Drake）: 480万人
- リアム・ペイン（@Real_Liam_Payne）: 480万人
- ジェニファー・ロペス（@JLo）: 470万人
- ウィズ・カリファ（@wizkhalifa）: 470万人
- ピンク（@Pink）: 460万人
- リア・ミシェル（@msleamichele）: 440万人
- マイリー・サイラス（@mileycyrus）: 400万人
- ブレイク・シェルトン（@blakeshelton）: 370万人
- レディー・ガガ（@ladygaga）: 370万人
- ピットブル（@pitbull）: 360万人
- アブリル・ラビーン（@AvrilLavigne）: 360万人
2014年にTwitterでアカウントを開設したアーティスト達:
ヨーヨー・マ（@Yoyo_Ma)
ACDC（@ACDC）
ガース・ブルックス（@GarthBrooks）
アウトキャスト（@Outkast）
こうしてみると、アメリカではアワードやスポーツイベントとTwitterが強く連携しています。例えば全米中継されるグラミー賞やスーパーボールのハーフタイムショーに出演するアーティストに多くのツイートが瞬間的に集中する傾向が見られます。放送局もこのバズを予め設計してTwitterと一緒に視聴者や音楽ファンを楽しませる施策を実施していると感じます。日本の音楽番組やアワードが今ひとつ大きく盛り上がりにかけるように感じるには、TwitterがアーティストのコミュニケーションツールやPRツールとして認知されていることを拡げる以外にも、マスメディアとの連携やオープンで柔軟な姿勢がさらに必要になっていくように思われます。
日本人アーティストのデータも公開してもらえないでしょうか？Twitterさん、ぜひお願いします！
ソース
Twitterの2014年 (12/10 Twitter）
