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CNNが「EDM」(エレクトロニック・ダンス・ミュージック」を特集しています。

CNN Internationalのカルチャーとアートの世界で注目される次世代のスターにスポットライトを当てる番組「CNN Ones to Watch」の中で、世界で人気のEDMをテーマに人気プロデューサーや若手DJをフィーチャーしています。

番組ではDJ Magazineが選ぶTop 100で過去5回1位を獲得したオランダ人DJでプロデューサー、アーミン・ヴァン・ブーレン(Armin van Buuren)にインタビューし、EDMシーンの今と未来について語っています。

デヴィッド・ゲッタ、スティーブ・アオキ、Dimitri Vegas and Like Mikeら有名プロデューサーたちも登場し、EDMアーティストの成功や、EDMフェスの実態、ソーシャルメディアやファン、作品作りのコラボレーションについてそれぞれが意見しています。

番組の中でアーミン・ヴァン・ブーレンは、注目している国にモルドバとアルゼンチンをあげ、Andrew RayelとHeatbeatをそれぞれの国から選んでいます。22歳のモルドバ人DJ Andrew Rayelはこれまで650以上のDJライブを各大陸で行うほどで、イビザのクラブUshuaiaでアーミン・ヴァン・ブーレンのオープニングを務めています。

2014年にはベルギーで毎年開催される世界最大級のEDMフェス「Tomorrowland」でプレイするなど、大型フェスに出演し始めているDJです。番組ではAndrew Rayelをフォローし、EDMフェスの舞台裏や盛り上がりを紹介しています。

ウェブメデイアでは日常的に話題になるEDMが、大手メディアのCNNによって取り上げることは滅多に無いと言えます。取り上げる時期が遅いと思う人もいるかもしれませんが、恐らく今回の特集は、EDMの世界展開に関係しているのかもしれません。

この数年で、大きな集客が見込める大型野外EDMフェスはアメリカやヨーロッパから抜けだして、アジアや南米、アフリカ進出に目を向け始めました。例えば、昨年日本でも開催された「Ultra Japan」のよう、Ultra Music Festivalはサンパウロ、ブエノスアイレス、サンティアゴ、ソウル、ケープタウンなどで海外版が開催されています。

そのためには世界で認知を高め、EDM人気をさらに拡大させる必要があるとイベントプロモーターや関係者は感じているはずです。認知拡大で大きな役割を果たしてくれるのがPR戦略で、メディアでの露出もその一つになると考えられます。音楽を知ってもらいシーンを作るには、良い音楽を作ること以外でもメディアでの露出も大きく影響してくると言えます。

ソース
$6.2B industry? How did EDM get so popular? (12/18 CNN.com)
image via Wiki Commons

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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