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Twitter社が音楽共有サービスSoundCloudを買収するという噂が流れましたが、この交渉はTwitter社が手を引いたことで終了しました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、Twitter社は「数字が合わない」として買収で合意することなく、交渉期限を迎えたと情報ソースの話を伝えています。どちらの企業が交渉を開始したのかは、明らかにされていません。

SoundCloudはDJやEDMプロデューサーに人気のサービスですが、近年はアマチュアミュージシャンから有名アーティスト、ジャーナリストや学校、団体まで誰もが音楽やオーディオを投稿し共有できる無料サービスとして世界的に認知されています。

SoundCloudは現在、Twitterのユーザー規模と同じほどのユーザー数2億5000万人以上に成長しています。ベルリンを拠点にするSoundCloudはまた企業価値を約7億ドルまで高めています。もしTwitter社がSoundCloudを買収するとなれば、同社にとって最も高額な買収になっているところでした。

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交渉が物別れに終わった理由は分かっていませんが、買収における課題は幾つか挙げられます。まずSoundCloudは現在大手レコード会社とライセンス契約で合意していないため、著作権侵害とみなされる楽曲も投稿されています。もしレコード会社とライセンス契約を結ぶとなれば、大きな資金が必要になるとみられ、「著作権問題」と「ライセンス料」支払いはTwitter社とTwitterの株主にとって不安材料になると考えられます。もしかしたらTwitterは別のタイプの音楽サービスを探しているのかもしれません。

Twitterのような巨大プラットフォームが買収交渉は、音楽サービスの価値と注目度が高まっていることをの意味します。これは、デジタル音楽の世界と音楽スタートアップにとって好機であって大きなプラス材料です。このような転換期に日本の音楽サービスや音楽スタートアップもビジネスチャンスと捉えてほしいと期待したいです。

ソース
Twitter backed out of talks to buy SoundCloud because “the numbers didn’t add up” (5/20 Wall Street Journal)
image via Flickr

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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