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「Beats by Dre」Beatsの共同創業者兼CEOでアップルの幹部を務めるジミー・アイオヴィンが、世界最大のイベント・プロモーション会社「ライブ・ネイション」の取締役に就任したことを発表しました。

今年5月アップルはBeats by Dreヘッドフォン・ブランドを運営するBeats Electronicsと、定額制音楽配信サーヴィスBeats Musicの2社を約30億ドルで買収、共同創業者のアイオヴィンはアップルの幹部に就任しました。

ライブ・ネイションのCEO、マイケル・ラピノは

アイオヴィンは数十年に渡りエンターテイメント業界におけるイノヴェーションの最先端に立っている人物です。また起業家としても彼はビジネスの進歩とマーケティングの能力を音楽ファンに関する深い知見を融合させて、最も人気のアーティスト中心の製品や体験を一般消費者向けに開発し提供してきました。

とコメントしています。

アイオヴィンは1990年にインタースコープ・レコードを立ち上げた一人で、のちに1999年にはユニバーサル・ミュージック傘下の巨大レーベル、「インタースコープ・ゲフィン・A&M」の会長を務めていました。また音楽プロデューサーとしてかつてジョン・レノンやブルース・スプリングスティーンなどの作品にたずさわり、最近ではエミネムやグウェン・ステファニーなどをプロデュースしてきた経歴を持つ人物です。

アップルの幹部ではティム・クックCEOはナイキとNFLの取締役、インターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長エディー・キューはフェラーリの取締役を務めており、ナイキ+やCarPlayなど各企業とアップルとの製品やサーヴィスでの連携をいち早く実現してきました。ジミー・アイオヴィンのライブ・ネイション取締役就任からも、音楽業界とアップルのつながりがさらに強くなることが期待できます。特に、ライブ・ネイションは、プロモーションとアーティスト・マネジメントに関するマーケティングのスペシャリスト集団であり、レコード会社とは違う文脈で消費者に音楽を届けている企業であるので、一般消費者にテクノロジーを届けるマーケティング集団のアップルとも共通点が多いと言えます。アップルが今後ライブ・ネイションとどのように関わってくるのか、注目です。

ソース
Jimmy Iovine Joins Live Nation’s Board of Directors (12/2 Variety)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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