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中国は2020年までに自国の音楽産業の規模を3000億元 (約470億ドル、約5兆6000億円)まで成長させる国家計画があることを中国国営の通信社、新華社が報じています。

この計画は、中国が2016年から2020年における経済および社会開発の詳細な計画を示した五カ年計画が示した目標の一つ。計画では、中国国内で音楽事業を手掛ける大規模な企業を複数育て、業界の規格を制定、さらには海外展開を目指すと、国家新聞出版広電総局が北京で開催されたフォーラムで発表しました。

国家新聞出版広電総局が発表したレポートでは、現在の中国の音楽市場の規模は公表されなかったそうですが、Tencentがワーナーミュージック・グループやソニーミュージック、韓国のYG Entertainment、さらにはSonosなどレーベルや音楽関連企業と提携を進め自社の音楽ストリーミングサービス「QQ Music」を強化するなど、国内ではデジタル音楽サービスや音楽ストリーミングの拡充がすでに進み始めています。

2014年のアメリカの音楽市場の規模が約150億ドルだったことを考えても高い目標を設定した反面、中国では今でも音楽コンテンツの海賊行為や違法ダウンロードが蔓延し消費者が有料コンテンツに課金する文化が定着していないことが世界中で問題視されています。

ソース
China targets music industry output of $47 bln by 2020(Reuters)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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