みなさんは伝説のゲーム会社「アタリ (Atari)」をご存知でしょうか。1972年に設立された世界初のビデオゲーム会社であるアタリは(アップルCEOのスティーブ・ジョブスも元社員)、卓球ゲームの「ポン (Pong)」一世を風靡し、ゲームソフトをカートリッジ化し現在のゲームコンソールの礎を築くものの、アタリショックを引き起こしゲーム業界全体を巻き込んだ停滞を発展させた。そのアタリが約30年の時を越えて復活するとLA Timesが報じている。
Atari reboot is underway (8/3 LA Times)
記事によると、過去5年間で4回CEOが交代し、7億ドル(約600億円)以上を損失してきたアタリは、CEOのJeff Lapinと社長のJim Wilsonの元、ロサンゼルスにオフィスを構え新たなスタートを目指しています。数ヵ月内にアタリは、これまで行ってきたゲームソフト販売ではなく、「ミサイルコマンド」など往年のゲームをバージョンアップして、フェイスブックなどソーシャルネットワークやダウンロードゲームなど、オンラインゲームでのビジネスプランを発表する予定です。
“In the next few months, Atari will roll out a major online initiative with updated versions of old favorites such as Missile Command and Centipede that can be downloaded or played on social networks like Facebook.”
若き日のスティーブ・ジョブスとアップルの共同創立者のスティーブ・ウォズニアック (via Vintage Computing)
関連ソースアタリ 公式サイト
ミサイルコマンド 30周年記念サイト