世界650万ユーザーを誇り、毎月1億5000万曲が再生されるウェブベースの音楽ストリーミングサービス「Grooveshark」がHTML5に対応し、UIを刷新しました。
Groovesharkは、様々なジャンルから簡単にプレイリストを作成共有できる、音楽ストリーミングサービスです。サービスは広告付きの無料モデルと、「Grooveshark VIP」と呼ばれる月額3ドル(もうすぐ9ドルに値上げ)の有料モデルがあります。有料メンバーは、広告無しのプレーヤーが利用でき、またデスクトップ・アプリケーション、リリース前の楽曲へのアクセスを提供します。全てのユーザーはソーシャルネットワークとの連携、楽曲のアップロードができたり、「Radio」という、ユーザーが好きそうな曲をプレイリストに自動で追加してくれる便利な機能が利用できます。
これまではFlashベースの構成でしたが、今月からHTML5の構成に変更したことで、ウェブ上の操作がよりスムースになり、レスポンスタイムが縮小しました。同様にメディアコンテンツ・ストリーミングのNetflixも先日、HTML5ベースのウェブアプリ開発を宣言していましたね。
[以前のGrooveshark]
[新しいGrooveshark]
Groovesharkが好きな理由の一つは、派手な機能の追加やログインなど手間のかかる作業にとらわれないことから、ユーザーの口コミだけで人気が広がっていることです。シンプルなインターフェース、プレイリスク作成機能、膨大な楽曲からの検索といい、ブラウザベースの音楽プレーヤーではトップレベルの性能を提供しているサービスと思います。今回のHTML5へのアップデートも公式発表はありませんが、多くのブロガーが取り上げています。
Grooveshark は過去にiPhoneアプリが著作権侵害の疑いでAppStoreから削除されたことがあります。このアップデートにより、海外のブログやメディアは盛んにiPhoneアプリの再登場を話題にしています。多くのユーザーが待ち望む、iOS対応アプリの登場にさらに期待が高まります。
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