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アップルがクラウド型音楽ストレージサービスを近く発表するとロイターがレポートしています。ユーザーは同サービスを利用してiTunesのコンテンツをクラウドストレージに保存し、ネット接続したiPadやiPhoneから場所を問わずストリーミング視聴することが可能になります。

問題は(他社同様)アップルが、全てのレコード会社からライセンス契約の合意を得られておらず、サービス開始に間に合うよう現在も交渉を進めている状況にあります。

またロイターは、アップルはレコード会社にいつからサービスを開始するのかについて知らせていないと、述べています。

音楽ストレージおよびストリーミングサービスを発表することにより、アップルはモバイル分野で最大のライバルであるグーグルの先手を行くことになります。グーグルもアンドロイド対応のクラウド型音楽サービス(音楽ロッカーサービス)を開発中と噂されていますが、サービス開始は遅れていると言われます。

アップルは2009年に音楽ストリーミングサービススタートアップのLalaを買収するも、2010年4月に閉鎖しました。

個人的には、あまりソーシャルな機能についてレポートされていないことが気がかりです。音楽とソーシャルなつながりは親和性が高いはずですが、融合は難しそうですね。

アップルの音楽サービスの今後については、1ユーザーである自分も非常に興味があります。引き続きアップデートしていきたいと思います。

ご参考までに関連記事です。興味のある方は是非。

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ソース

Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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