クリエーターが投稿した音楽コンテンツをユーザーが聴きシェアできるプラットフォームを提供することで、『音楽（ラジオ）のYouTube』を目指すロンドンの音楽スタートアップ、Mixcloud (@mixcloud) (Facebookページ）が発表した待望のiPhoneアプリの紹介記事を抄訳でご紹介します。
Mixcloud iPhoneアプリは、DJミックス、ラジオ番組、ポッドキャストなどサイトにアップされた30万のラジオコンテンツ、『Cloudcasts (クラウドキャスト)』の、オンデマンドでの視聴を可能にします。
Mixcloud共同設立者のMat Clayton (マット・クレイトン)氏はモバイルにおける将来のビジネスモデルについて、「幅広いベータユーザーに参加してもらい、彼らの利用形態を学ぶことで、適切なアプローチに尽力したい」と述べています。
Mixcloud iPhoneアプリは、「What’s Hot」、「カテゴリー」、「ヒストリー」、「お好み（Favorites)」、「ユーザープロフィール」、「検索」機能が搭載されます。
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2008年にロンドンで立ち上がったMixcloudは、リスナーにはより快適な音楽視聴体験を、コンテンツ制作者には作品をPRするためのプロモーションツールを実現するプラットフォームを提供することをゴールに創業したスタートアップ。現在ユーザー数100万人のMixcloudは、DJミックスなど音楽コンテンツがメインで、最近トーク番組のポッドキャストも追加し始めた。
クラウド型オンデマンドサービスで音楽を配信することによって、音楽ファンはいつでも好きなジャンルやアーティストのミックスを聴き、ソーシャルメディアへ視聴した番組情報を投稿することもできる。Mixcloudでは好きなアーティストを「フォロー」することが出来、常時アップデートを受け取ることもできる。
また、ラジオと違い、永続的にリスナーと交流する機会が生まれるので、アーティストにとってもコミュニケーションを図りやすくなり、新たな音源の紹介やその他のSNSへの誘導などもできる。
アーティスト以外にも夏フェスティバルやインディ系レコード会社などもアカウントを持っており、定期的にプロモーション用音源を公開する。またナイキやBBCなど企業も音楽と連動したキャンペーンを過去に行っている（アーティストを使うよりも、企業が音楽サービスを使ってユーザーと何かするだけで、かっこいい印象になるのは、なぜだろう？） サービスも無料なので、今後音楽ファンの間で利用が増えることに期待します。
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