Google Musicと呼ばれる音楽ダウンロードサービスを発表するGoogleが、ソニーミュージックとライセンス契約を締結し、4大レコード会社のうち3社と契約に同意したと、ウォールストリートジャーナルが報じています。
音楽業界関係者による情報によれば、Googleはユニバーサルミュージック、EMIに加え、ソニーミュージックともライセンス契約を締結したことが判明しました。ソニーミュージックはAdele、Sade, Foster The People, ケリー・クラークソン、マイケル・ジャクソンなどのカタログを抱えています。
またGoogleは多くのインディアーティストのカタログを抱える大手Merlin Networkともライセンス契約を締結しています。
これによりGoogleとライセンス契約を締結していないレコード会社は、ワーナーミュージックのみとなりました。
もしワーナーが契約に合意しなかった場合、アップルのiTunesやアマゾンといった音楽ダウンロードの巨人に対抗する音楽サービスの出だしに、4大レコード会社が足踏みをそろえずにスタートするという事態になります。
また今回の契約はダウンロードサービスのみとなるので、もしGoogleがSpotifyやRdioと同様の音楽ストリーミングサービスを開始するのであれば、また別のライセンス契約が必要になってきます。
Googleは11月16日現地時間(17日午前7時、日本時間)からAndroidに関する特別イベントを開催することを発表しています。この発表会でソーシャルネットワーク機能を搭載した音楽ダウンロードサービスを発表すると推測されています。 YouTubeでも中継予定:http://www.youtube.com/user/AndroidHD
アップルのiTunesに遅れること8年になりますが、個人的にはモバイルとの連携が非常に魅力的なGoogle Musicはいち早く使ってみたいサービスです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ソース