欧米で急速に人気を集める、定額制聴き放題音楽ストリーミングサービス『Spotify (スポティファイ)』が米国に進出して1年を迎えました。1周年を記念して、Spotifyの米国ユーザー行動をまとめたデータをインフォグラフィックで紹介します。
Spotifyは米国に2011年7月14日に進出、フリーミアムを採用した聴き放題の音楽ストリーミングサービスと、ソーシャル機能など新しい音楽リスニング体験のコンセプトを世界最大規模の音楽市場へ投入しました。この1年でSpotify米国ユーザーは130億曲以上を再生しています。
簡単にSpotifyの紹介です。Spotifyは、ユーザーに無料プラン(広告、再生時間制限付き)と2種類の有料プラン「アンリミテッド・プラン」(月額5ドル、PCアクセス)と「プレミアム・プラン」(月額10ドル、PC・モバイルアクセス)を提供、PCやモバイル、アプリ経由からメジャーレコード会社、インディーズ系を含む1800万曲以上の音楽を聴き放題で楽しむことができる画期的なクラウド型音楽サービスです。
現在世界15カ国で展開しており、現在アクティブユーザー数2500万人強(参照:App Data)を獲得、有料会員数が300万人に到達するほど急速に人気を集めています。
またAPIを解放して開発者やブランドが独自の音楽アプリを作成できる「Spotifyプラットフォーム戦略」と「Spotify音楽アプリ戦略」を推進している、全く新しいタイプの音楽SNSです。
image via Business Insider
米メディアの情報によれば、Spotifyは米国ではユーザー数300万人を抱え、内20%が有料会員という状況です。
Spotifyは聴いた曲を友人知人と共有できる、Facebookとの強力な連携機能を含めた、ソーシャルネットワーク機能が音楽サービスの中でも突出しています。米国進出以来、米国ユーザーは27,834,742曲がソーシャルネットワークで共有してきました。その内、音楽情報の共有はFacebookで55.3%、Spotify内が41.5%がと、高い割合で共有されています。その反面、Twitter経由の音楽共有はわずか2.7%と低くなっています。
2011年11月に発表されたSpotifyプラットフォームとSpotify音楽アプリケーション戦略は、ユーザーと音楽の接点を広げる、新しい音楽体験を提供してきています。Spotifyによれば、米国ユーザーは2700年分、2370万時間をSpotifyアプリを利用しています。
Spotifyは米国進出1周年を記念して、米国ユーザーに最もストリーミング再生された100曲をコンパイルしたプレイリストを公開しています。1位はGotye and Kimbraの「Somebody That I Used To Know」
上記のデータは、先日Spotifyから米国進出1周年を記念してメールで送られた、データを紹介するインフォグラフィックで紹介されています。
Spotifyはまだ日本での展開は発表されていませんが、近い将来必ず日本でもサービスローンチされることが予想されます。その時に一人でも多くが取得し情報を共有できるよう、このブログでSpotifyやその他の音楽ストリーミングサービスの現状に関する様々なな情報をご提供できればと考えています。またSpotifyに興味のある方は、公式アカウントもフォローして最新情報を取得してください。
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