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コカコーラが、欧米で人気のクラウド型音楽ストリーミングサービス「Spotify」(スポティファイ)と、、2社の関係を強化する目的で、投資を行う話し合いを進めていると海外メディアが報じています。
最初にレポートした英国のSky Newsによれば、2社は現在協議中の段階で数週間後には決定する模様だそうです。具体的な金額は1000万ドル(約8億円、他社も含まれる)。
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コカコーラはSpotifyと今年4月に戦略的提携を締結しており、自社の音楽マーケティング活動においてSpotifyが主要パートナーとなり、今後の音楽・ソーシャルメディアでの活動において音楽をより多くのコーラファンに届け楽しんでもらえるツールとしてSpotifyが使われる。
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コカコーラは現在グローバル規模の音楽キャンペーンに積極的に展開しています。2010年のサッカーワールドカップ南アフリカ大会では、無名の新人K'naan (ケイナーン)とコラボレーションした大会ソング「Wavin' Flag」をプロデュースしており、結果同曲は17ヶ国のiTunesストアで1位を獲得しています。
またオリンピックの公式スポンサーという立場から、ロンドン五輪では人気プロデューサーのマーク・ロンソンと新人のケイティー・Bを起用した「Move To The Beat」キャンペーンを立ち上げています。
今回の提携が同意されれば、コカコーラは上記の音楽プロモーションにSpotifyをプラットフォームとしてグローバル展開できるだけでなく、コカコーラがターゲットとする若年消費者が数多く利用するSpotifyにおいてブランドプロモーションを行うことが可能になるので、ブランドへの関与度や接触頻度を向上させるマーケティングがSpotifyを通じて実現できるでしょう。キャンペーンは一時的なもので終わってしまうため、消費者とブランドの関係が途切れてしまう。しかしいつでもどこでも誰もが聴ける音楽を連携させることでブランドとの関係が継続的なものへと変わっていく。コカコーラは消費者との関係構築において音楽に価値を見たのではと思い、音楽とブランドの幸せな関係を作っていくそんなブランドな気がします。
Spotifyは、欧米で注目を集める、無料で聴き放題できるクラウド型音楽ストリーミングサービスです。Spotifyは、ソーシャルメディアとの高い連携機能を持ち、月額低額を支払うことで、好きな音楽がウェブやモバイルでダウンロードすることなく何時でも好きなだけ聴くことができる音楽サービスです。フリーミアムモデルの会員制を採用しており、ユーザーは無料と有料を含む3種類の料金プランを利用することで、好みの形式で音楽をいつでもどこでもストリーミング再生することが可能です。Spotifyによれば、現在アクティブユーザー数1500万人、有料会員数は400万人へと増加しました。
無料プラン(広告、再生回数制限付き)
有料プラン「アンリミテッド・プラン」(月額5ドル、PCアクセス)
有料プラン「プレミアム・プラン」(月額10ドル、PC・モバイルアクセス)
Spotifyは、今年5月にオーストラリアとニュージーランドでサービスを開始し、現在世界15ヶ国で展開しています。
欧州:英国、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマーク、フランス、スイス、オーストリア、ベルギー、オランダ、スペイン、ドイツ
その他:米国、オーストラリア、ニュージーランド
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