英国ウィリアム王子(Prince William)とケイト・ミドルトン(Kate Middleton、現キャサリン妃)のイギリス王室結婚の結婚披露宴で歌声を披露するなど、英国を代表する今最も輝いているシンガーの一人、エリー・ゴールディング (Ellie Goulding)が、世界初のデジタルアルバムサイン会をGoogle+ ハングアウトで開催した。
日本語HP (ユニバーサルミュージックジャパン)http://www.universal-music.co.jp/elliegoulding
iTunesリンク
プロモ動画
Google+を使ったデジタルアルバムサイン会は、10月8日にリリースしたゴールディングの新アルバム「Halcyon」のプロモーションで、ユニバーサルミュージックとGoogle Creative Lab Londonにより実現させた。
ゴールディングがGoogle+ハングアウト内にて10月8日の時間限定でファン最大9人とビデオチャットでの質問に答えたりサイン付きのデジタルアルバムが投稿したりする、デジタルを活用したファンとの交流を深める革新的で斬新な音楽マーケティングの取組みの事例と言えるでしょう。
イベントの全貌はゴールディンのYouTube動画で見れます。ファンの純粋なリアクションが楽しい
参加手順は簡単でした
以上の4つで準備完了。
タブレット端末を利用することで、ゴールディングはアルバムジャケットにサインをし、サインされたアルバムは事前にフォームで登録したユーザーのGoogle+に直接投稿される。正確な数は分からないですが、ゴールディングのGoogle+でのイベントに参加表明したのは1250人以上となっています。
そしてこちらがサインされたデジタルアルバムジャケットの写真↓。一人ごとにゴールディンからのメッセージ付きのサインに加え、写真にはコメントも添えられている。ゴールディンがGoogle+で公開したサイン付きアルバムジャケは29枚。これを貰った29人は、ソーシャルメディア上で友人や音楽仲間とシェアしたくなる、世界でただ一つのデジタルグッズを手に入れたことになる。デジタルの世界でありながら、リアルと同様にアーティストとのインタラクションを形にして残す仕組みは、音楽マーケティングの分野では今後も活用が増えそうです。
ゴールディングはまた、アルバムプロモーションとして、歌詞PVをリリースした。このPVはファンが投稿した1200枚以上のInstagramの写真を合成した映像で作成するという、ソーシャルな試みも実践しています。
ゴールディングの2010年のデビューアルバム『Lights』は英国アルバムチャートで1位を獲得しており、二枚目のHalcyonにも期待が膨らみます
image via Facebook
最後まで読んでいただきありがとうございました。