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Skypeの創業者が立ち上げた、アメリカを拠点にするサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスのRdioは新CEOに元Amazon、マイクロソフト、アップル出身のアンソニー・ベイ(Anthony Bay)が就任したことを発表しました。

ベイはこれまでAmazonでグローバル動画事業のトップを務めてきました。またマイクロソフトではWindows Media Playerを含むWindowsMedia Technologiesの開発と、eコマース・プラットフォーム事業を指揮してきました。それ以前はアップルで8年間オンラインサービス部門を指揮してきました。

前CEOのドリュー・ラマーは副会長兼アドバイザー役になります。

Skypeの創業者 Janus Friisが立ち上げたRdioは、SpotifyやDeezerといった競合と音楽ストリーミングサービスの分野で勝負していますが、これまで前途のサービスよりも成功しているという話は聞こえてきません。

Spotifyはこれまでアクティブユーザー数2400万人で有料会員数600万人、Deezerは500万人を獲得したことを発表してきました。しかし、Rdioはこれまで具体的な数字を公表したことはありません。ただ「2012年末から新規ユーザー数を3倍にした」ことと、「Udioユーザーの90%が月額9.99ドルのRdioアンリミテッド・プランを利用している」という数字は公表されています。

最近日本を含む海外展開の今後が怪しくなってきている雰囲気のRdioですが、新しいCEOが就任したことによってその流れは変わるのでしょうか?

 

ソース
Rdio Names Former Amazon Exec Anthony Bay Its New CEO(12/3 TechCrunch)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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