世界中のフェスでヘッドライナーを務めているEDM界の人気プロデューサー、Deadmau5が自宅を動画で紹介しています。しかも撮影には彼の趣味でもあるドローン(マルチコプター)を使って、空撮するという一辺変わった映像体験を見せてくれます。
多趣味なDeadmau5は自信が所有するドローン「Phantom 2」に、フルHD動画配信システムの「DJI Lightbridge」をインストールして撮影を実行。撮影されたのは、カナダのオンタリオ郊外にDeadmau5が購入した118エーカー(約144710坪)の大邸宅。
4つの寝室。6つのバスルーム、プール付きで、値段は500万ドル。
実際にDeadmau5が飛ばしているドローンPhantom 2。
45000平方フィート(約1270坪)のスタジオ施設も同時に建設していることを明らかにしています。しかもこの巨大なスタジオは、リアルなミュージシャン用に建設してていると言います。
where im putting EDM money. less club gigs, a few epic stage shows, a 45,000sqft studio complex for actual musicians. pic.twitter.com/GKxXVKwBau
— deadmau5 (@deadmau5) November 22, 2014
同じEDMのプロデューサー、Skrillexも昨年にロサンゼルスのチャイナタウンにある11,000平方フィートの巨大スペースをミュージシャンやプロデューサー用のクリエイティブ・スペースに改築することを発表しています。Skrillexのビジョンは、通常の音楽スタジオを建築するよりも、アンディ・ウォーホルの「ファクトリー」に影響を受けたさまざまなアートや音楽がコラボレーションできるスペースを目指していると言っています。
日本でも「Ultra Japan」が開催され、世界的にEDMフェス人気がいまだに拡大していますが、その中の人達はフェスの次のステージを見据えた活動に活動の幅を広げています。EDMフェスで稼いだお金を今度はミュージシャンによる製作のために投資する流れが2015年はさらに加速するのかもしれません。ソフトウェアを使ったプロダクションに比重の高かったEDMが、実際のミュージシャンやシンガー、ソングライターたちとコラボレーションして作品リリースやライブをするように進化するかもしれませんね。
ソース
Deadmau5 is building a massive “studio complex for actual musicians” (11/25 inthemix)
Skrillex Is Building a Warhol-Inspired Bass Factory in Los Angeles’ Chinatown (5/6/2013 SPIN)
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