iPhoneやAndroid、iPadで手軽にDJができる人気アプリ「djay」が、MacBook向けに機能を追加してアップデートされました。このアプリさえあれば、Macに接続するツールも、CDやアナログレコードも必要なくDJが簡単にできるようになります。
新しい「djay Pro」は最大4つのターンテーブルを同時に操作が可能。インターフェースもターンテーブル・モードとウェーブフォーム・モードの2種類から選べて、デザインも新しくなりました。
アップデートの中で最も注目の機能はSpotifyとの連携です。すでにiPhone やiPadアプリで実現してきた機能を移植させて、Spotifyが提供する数千万曲以上のライブラリーにアクセスすることが可能になりました(Spotifyプレミアム・アカウントが必要)。ユーザーはSpotifyのトラックをドラッグ・アンド・ドロップしてdjay Proのライブラリーに追加するだけ。Spotifyのアカウントがなくても、iTunesライブラリーの音源も利用できます。
djayではまたSpotifyがプレイ中のトラックに関連したトラックを自動でレコメンドもしてくれます。その他にはキーマッチング機能も付いているので、トラックごとのずれも修正が可能。
自分のミックスを録音し保存、共有することも可能です。
さらにパイオニアやNumarkその他のメーカーのMIDIコントローラーとも連携が可能。Midi Learnシステムも搭載しているので、MIDIコントローラーでdjay Proの操作をカスタマイズ設定することもできます。
djay Proはアプリストアから購入できます。機能的にはこれだけでDJができるレベルの仕上がりで、プロ志向なアプリですが、一般ユーザー向けとなっています。関心のある人はぜひダウンドーロして見てください。
ソース
Djay Pro brings Spotify-powered mixes to the Mac(12/18 The Verge)