Infographic_NHKHong_Bai_TweetPeaks

Twitter Japanが2014年紅白歌合戦オンエア時に投稿されたツイートを分析、1分間あたりの瞬間ツイート数(TPM)のデータを発表しました。

1位は、「白組優勝決定の瞬間」で3万1,472TPM、2位はPerfumeからゴールデンボンバーへの出演時で2万9,819TPM、3位は「みんなで歌おう!アナと雪の女王メドレー」からの「SMAPメドレー」で2万9,819TPMでした。

Infographic_NHKHong_Bai_TotalTweets

紅白歌合戦に関するツイートは、放送開始1時間前から放送終了30分後までで、486万ツイートを記録しました。

これは2012年の200万ツイート、2013年の270万ツイートから投稿数が80%増加し、紅白歌合戦では過去最高の投稿数となっています。

Infographic_NHKHong_Bai_MostMentioned_2

最もツイートされたアーティストのトップ5は、ジャニーズとExile、 三代目J Soul Brothersになりました。

1. 嵐
2. EXILE
3. 三代目J Soul Brothers
4. SMAP
5. TOKIO

海外のTwitterを見ると、エンターテイメント系のイベントでのTwitter利用が大きなバズにつながる流れが強く見られます。昨年のアカデミー賞でのエレン・デジェネレスのセルフィーのような番組内の演出や、グラミー賞やVMAのパフォーマンスがTwitterで話題となることはこれまでありましたが、エンターテイメントの世界におけるこの瞬間的な盛り上がり方は日本でも同じようです。

少し前の言葉になってしまいますけれど、Twitterは実質セカンドスクリーン。これはLINEやFacebookでも出来ない対大多数コミュニケーションのスタイルで、Twitterがインタラクション・メディアとして、エンターテイメントの新しい消費潮流を作る可能性は十分にあると感じています。必要なのはアーティストやインフルエンサーの積極的な活用でしょうか。例えば、バックステージから出演者が松田聖子についてつぶやくことが当たり前になってくれば、フォロワーも視聴者も楽しみ方が変わってくるのかもしれませんね。

ソース
Twitter Japan


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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