データ解析会社ComScoreが、Apple Musicが6月30日開始からの30日でアメリカ人の利用者が3710万人に到達したとレポートを発表しました。

ComScoreが発表した7月のスマートフォン利用レポートで、iOSとAndroidで最も利用されたアプリとして14位にランクイン、24.1%のユーザーにリーチしています。ComCastは月間ユーザー数が3710万人に上ると推定しています。アップルはサービス開始1カ月で1100万人が無料トライアルに登録したと言っていますが、この数字は全世界のユーザー数。ComScoreの数字はアメリカのみとなるので、どういった数字をカウントしているのかが明らかにされない限り単純な比較の対象にはできないでしょう。

ComScoreはApple Musicのアプリ内の利用、ストリーミングサービス、ラジオ(Beats 1)、ダウンロードした楽曲の再生を含むが対象に入ると説明しています。

Apple Musicの競争相手としては、YouTubeが3位、パーソナライズド・ラジオのPandoraが7位に入っています。

本日開催予定のアップル新製品発表会では、Apple MusicのAndroidバージョンがお披露目されるとの噂もあり、今後はさらにユーザー数を拡大できる可能性が広がります。

ソース
Apple Music service isn’t making us use the Music app(Mashable)
comScore Reports July 2015 U.S. Smartphone Subscriber Market Share(comScore)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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