Facebookと定額制音楽配信「Spotify」は、Messengerアプリを使ってSpotifyから楽曲やプレイリストをシェアする機能を開始しました。
Messengerユーザーはメッセージウィンドウ下部の「More」セクション(3つのドット)から「Spotify」オプションを追加することで、Spotifyアプリから好きな曲を選び、音楽のシェアが始まります。
受け取ったユーザーが曲やプレイリストを再生するには、アルバムイメージ下の「OPEN」をタップすると、Spotifyアプリが開き再生が始まります。
この機能はiOSとAndroidで実装が始まっています。今後Facebookはさらに広範に実装を展開していく予定です。
2015年に急成長したFacebook Messengerは、アメリカで2015年にダウンロードされたアプリでもトップにランクインするほど、モバイル領域で存在が大きくなっています。
日本ではすでに定額制音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」がLINEユーザー同士で曲をシェアする機能を始めています。
SpotifyはこれまでもSMSやWhatsAppまたはSpotifyアプリ内で曲のシェアができるオプションを実装してきました。またFacebookのフィードでSpotifyから楽曲やプレイリストをシェアする機能はすでに実装されています。これまでリンクやスクリーンショットを送り合っていたFacebook Messengerでのコミュニケーションに今後は直接Spotifyから曲を送り合うことが手軽にできるようになることは、Spotifyを使う大きな魅力の一つになるはずでしょう。
Messengerとの連携はまだUIで改善するポイントがいくつかあると操作して思います。ですが、今後音楽を共有する機能はモバイルだけに留まらず、デスクトップ、リビングやヘッドフォンなどでも日常的に行われる流れがすでに始まっていると感じています。Spotifyがリスナーの音楽体験をさらに進化させて行く一貫としてシェア機能を追加していくことになるなら、今後もSpotifyの外部サービス連携は今後も拡大していくことに期待が高まります。
ソース
Listen up! Spotify is now available for Messenger,…(Facebook)
Facebook Messenger adds music, starting with Spotify song sharing(TechCrunch)
モバイルのトップアプリは相変わらずFacebook、今年はMessengerが急成長: Nielsenの合衆国調査より(TechCrunch Japan)