世界の音楽業界に選ばれる音楽ストリーミング、アーティストSNSのデータ分析ツール「Chartmetric」を、初めて使う方向けの手順を紹介します。
2000年以降、ライブやツアーが出来ないアーティストの担当者や、コロナ禍でデジタルマーケティングと、データドリブンな戦略を強化したいレーベルのChartmetric利用が急増しています。
サポート
Chartmetricでは、日本語でのサポートを法人のユーザー様に無償提供しています。ご利用の際には、お問い合わせください(メール、フォーム)
登録には、無料プラン、月額140ドル(年間1,400ドル)で全機能が無制限で利用できるプレミアムプラン、月額10ドル(年間100ドル)でご利用できるアーティストプランの3種類を提供しています。
音楽企業の方は企業アカウントが開設出来ます。ジェイ・コウガミまでご連絡ください。
国内の音楽業界団体「IMCJ」または「FMPJ」メンバー企業の方には、特典をご提供しています。コウガミまでご連絡ください。
こちらの活用方法ガイドもご覧ください。
アカウント開設
ご利用にはアカウントが必要です。無料で開設頂けます。アカウント開設の手順は以下です。
画面上部の「Try for free」ボタンをクリックして、情報を記入ください。登録したメールアドレス宛に請求情報や登録情報などが届きます。仕事で普段使うメールをご利用ください。
アカウント開設が完了すれば直ぐご利用出来ます。画面上部の「Sign in」から登録したメールアドレスとパスワードでアクセスしてください。
企業アカウントをご希望される方:
企業内で利用を検討される方には、企業アカウントをご用意出来ますので、ご連絡ください。ご利用にはアカウントが必要になります。
無料とプレミアムの違い
無料プランでアクセスした場合、「過去28日間のデータしか見れません」や「チャートを見るにはアップグレードしてください」などの表示と、見えないチャートやデータ、使えない機能があります。
プレミアムプランに切り替えると、下記の通り、全てのチャートとデータ、機能がご利用頂けます。
AdoのTikTok UGC動画のデータ
King Gnuのプレイリスト情報
プレミアムプランの登録
プレミアムへのアップグレードには、画面右上の設定メニューから「Upgrade Plan」をクリックください。
画面が変わり、プランを選択します。お支払いは月額140ドルと、年間1400ドルの2パターンになります。年間払いが17%お得になります。
ここで、日本語表示の画面になりますので、支払い情報を記入します。アカウント開設に登録したメールアドレス宛に請求書が毎月発行されます。これでプレミアムの登録は完了です。
次にアクセスした時から、全機能が使えるようになります。
サブスクリプションをキャンセルしたい際、設定メニュー内の「Account Settings」から「Subscriptions」を選び、「Cancel Subscription」の赤字をクリックしてください。画面に従って操作してください。
基本的な使い方
レーベルやデジタルマーケティング、A&Rの担当者と話をすると、データ分析ツールはチャートや情報の数が多く、どれを見ればいいか分からない、とよく聞きます。
まずは自社アーティストの情報を日々、定期的に確認し続けてください。そして、動く数値の中から、本当に分析すべき実用的な情報を把握することから始めます。
まずは、「Follow Artist」で追いかけるアーティストをフォローしてください。「Dashboard」セクションにフォローしたアーティストやアルバム、プレイリストが並べて表示出来るようになりますので、そこから数値の増減、増減率を定期的に確認してみてください。
自社アーティストだけでなく、比較したい競合他社アーティストもフォロー出来ます。
Chartmetricの有効活用には、データに関する専門的な技術や知識は必要ありませんが、分析する情報とプラットフォーム、オーディエンスの深堀りが出来ると、マーケティングへの実践活用が進みます。
世界で成功するレーベルやマネジメント、ストリーミングやSNSで成功するアーティストの多くは、Chartmetricに加えて、Spotify for ArtistsやApple Music for Artists、YouTube Studio、SNSのインサイトツールなどを日々利用して、必要な情報を把握しています。
各社、アーティストプロジェクトの目的や戦略、期間に応じて、ツールの活用方法は変わります。データ分析で大切なことは、一つのアプローチに縛られることなく、使える情報と分析パターンの選択肢を多く作り、アーティストに応じて柔軟に活用方法を構築することです。
Chartmetricのさらなる有効活用
簡単ですが、Chartmetricのアカウント開設について説明してきました。
今後、Chartmetricを活用してデジタルマーケティングを強化したい担当者や、SpotifyやApple Musicで配信戦略を強化したいアーティスト、競合アーティスト分析をしたいレーベル、TikTokでUGC動画を強化したいマネジメント、社内のデジタル化やDX、レポート業務にChartmetricを活用したい企業の担当者など、様々な活用方法がご提案できます。より深くChartmetricをご利用したい方はぜひご連絡ください。
お問い合わせ全般問い合わせ:メールはこちらまで jaykogami@chartmetric.com
サポートをご希望される方:フォームはこちら
これからもChartmetricでは、あらゆるアーティストの成長をサポートするための効果的なデータ活用とマーケティングをご支援していきます。