音楽キュレーションを強みにするトレンドが海外の音楽サービスでは高まっています。

スポティファイやRdioらと競争しながら、米国と日本を除いた世界展開戦略を展開しているフランスのサブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「Deezer」(ディーザー)が、イギリスのオンライン音楽メディア「Clash Music」とパートナーシップ契約を結びました。

via Clash

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Clash Musicは月間音楽雑誌「Clash Magazine」音楽ニュースサイト「Clashmusic.com」の運営、SXSWやSonarなど世界的な音楽フェスでのイベントを手がけるイギリスの人気音楽メディアブランドです。

Clash Magazine
提携により、DeezerはClashの音楽アプリ「Clash in」をDeezerプラットフォーム上で展開します。音楽アプリ上ではClashで掲載されるレビューや、新作情報、アーティスト紹介、特集記事やClashが作るプレイリストが楽しめます。DeezerユーザーはClash in音楽アプリ内で外部サイトに飛ぶことなく、Clashサイト内の音楽コンテンツが楽しめます。

Clash in音楽アプリのコンテンツは毎週更新されていく予定です。

またDeezerはClash Musicのサイト上で再生可能な音楽ウィジェットを提供します。

Clash Musicの編集長、サイモン・ハーパー(Simon Harper)は、「Deezerは常に音楽を再優先した質の高いサービスを提供したいという積極的な考えを持っており、私達は彼らのリスナーに私達の多岐に渡り選びぬかれた音楽を提供できることを嬉しく思います」とコメントしています。

Deezerの英国担当マネージング・ディレクター、マーク・フォスター(Mark Foster)は、「Clash Magazineは英国ファッションそして音楽シーンの最前線を常に走ってきました。音楽編集力をさらに強化する上で、我々はClash MagazineとClashウェブサイトのパートナーとなることができて光栄です」とコメントしています。

こういう展開が日本の音楽メディアにも出てくるといいなあと思いました。音楽サービスと音楽メディアは相性がいいはずですし、共通のターゲットも存在するはずですからメリットは高い。紙だウェブだといった議論からさらに一歩進んで、もっとデジタルを活かした情報発信に目を向けられるのではないかと、コラムスピンに掲載された@emr_81さんの寄稿を読んで思いました。

第74回:紙の編集という呪縛 ~紙のウェブ化ではない新しいかたちとは?~(8/13 コラムスピン)

 

 

ソース

Deezer partners with Clash magazine(8/16 Music Week)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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