YouTube音楽ビジネス担当の製品マネージャー、クリス・ラローサ(Chris LaRosa)がグーグルを去ることが、ウォール・ストリート・ジャーナルによって明らかになりました。ラローサの退職の理由は、スタートアップへの参画で、グーグルのスポークスパーソンもこの事実を認めています。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、ラローサの退職はYouTubeの音楽部門トップとしては音楽、サブスクリプション、ライブストリーミング担当製品ディレクターを2013年8月まで務めていたNikhil Chandhokに続いて過去12カ月内で二人目になることを指摘します。
二人の退職の理由は、YouTubeが1年以上をかけても有料音楽サービスをローンチできないことへの不満が原因にあると、事情に詳しい情報ソースは伝えています。
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ソース
YouTube Music’s Head Quits, a Setback to Paid Service (7/22 WSJ)