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Apple Musicで配信する名作は、何もテイラー・スウィフトの「1989」だけでは無いようです。

ヒップホップのプロデューサーで、Beats by Dreヘッドフォンの共同創業者として活躍する起業家のドクター・ドレー(Dr. Dre)のソロデビューアルバム「The Chronic」(クロニック)が、Apple Musicで6月30日からストリーミング配信されるとローリングストーンが伝えています。1992年リリース以来長年人気を誇ってきた不屈の名作ですが、これまで音楽ストリーミングサービスでは配信されてこなかった作品の一つとして知られています。

The Chronic」はドレ―が創業に関わり、後にアップルが買収した定額制サービスBeats Musicが2014年に開始した時も楽曲カタログには含まれませんでした。「The Chronic」はiTunesではダウンロードできますが、現在も主要な音楽ストリーミングでは配信されていません。

ストリーミング配信されてこなかった原因はドレ―がこれまで「The Chronic」のデジタル配信の版権を保有してこなかったことがあげられます。2011年にドレ―は前のレーベルDeath Row Recordsとの訴訟に勝利し、アルバムのデジタルでの権利および売上を受け取る権利を獲得しました。

ストリーミングサービスで未だに解禁されていないアルバムやアーティストは、ドクター・ドレーだけではありません(ドレ―の「2001」はすでに配信済み)。ビートルズ、AC/DC、レディオヘッドのトム・ヨーク、キング・クリムゾンなどの大物アーティストは、現在もストリーミング配信を止めたままです。

ソース
Dr. Dre’s ‘Chronic’ Available First Time Digitally on Apple Music(Rolling Stone)

image by Jason Persse via Flickr

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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