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Facebookはブランドにとって消費者が対話出来る最も重要なプラットフォームの一つに成長しています。こちらはThenextwebが作成した、Facebookで最も「Like」されているブランド トップ25の最新リストです。
*こちらのリストにはアプリケーションやセレブは含まれず純粋なブランドページのみで構成されます。(YouTube、iPod、レディー・ガガは対象外です)
例えばアメリカのTVCMで見られる「Go to Facebook.com/***」やオンライン広告のようにメガブランドの多くは広告を経由してLikeされたと考えられますが、積極的な広告・プロモーションを行わず、純粋にファンから後押しされているブランドも幾つか存在します。
1位は16,032,409 Likeで「スターバックス」が獲得。(ページへのリンク)
次位には「コカコーラ」で15,095,389 Likeを獲得しています(ページへのリンク)。スターバックスもコカコーラも、各国別のページやコンテンツが用意されており、自分の国をクリックすると自国ページに飛ぶシステムが既に出来ていることが印象的です。
日本ではTVCMを見るくらいですが、海外では定番のクッキーとして定着しているオレオ(ヤマザキナビスコ)が12,085,126 Likeでランクイン。
小さい子供を持つ母親をターゲットにしたコンテストやオレオを使ったデザートのレシピなどコンテンツが充実しています (ページへのリンク)。食品大手クラフトフーズの1ブランドであるオレオがFBページを開設したのは2009年8月。わずか1年弱でファン1200万人以上を獲得した背景には、社全体でFacebookを中心に添えた戦略が策定されたからだそうです。2010年8月にクラフトフーズのソーシャルメディア・リードBeth Reillyによる戦略説明をご紹介。
日本では全く見かけない英国のフルーツキャンディー「スキトルズ」が11,508,441 Like。2009年にホームページをTwitterやFacebookのコンテンツに丸ごと置き換えた大胆なキャンペーンが注目を集めました。(ページへのリンク)
エナジードリンクのレッドブルが10,198,875 Likeで5位に。
レッドブルはアスリートのスポンサーを行ったり、サッカー、F1のスポーツチームのオーナーを努めるなど積極的なマーケティングを行っています。Facebook上で常時コンテンツを制作できることが強みです。(ページへのリンク)
以下はトップ6から25までです。
6. ビクトリア・シークレット:8,429,334 Like
7. ディズニー:8,394,141 Like
8. コンバース・オールスター:7,366,892 Like
9. MTV:7,071,721 Like
10. ザラ:6,063,583 Like
11. プリングルズ:5,762,518 Like
12. NBA:5,616,388 Like
13. スターバースト:5,380,056 Like
14. ヌテラ:5,208,281 Like
15. ドクター・ペッパー:5,164,646 Like
16. モンスター・エナジー:4,916,536 Like
17. アディダス・オリジナル:4,804,224 Like
18. H&M:4,520,070 Like
19. フェレロ・ロシェ:4,424,751 Like
20. マクドナルド:3,795,486 Like
21. プレイステーション:3,683,751 Like
22. Xbox:3,447,690 Like
23. タコベル:3,399,860 Like
24. プーマ:2,712,075 Like
25. BMW:2,696,929 Like
昨年のデータと比較してみました。こちらは2009年11月にThe Big Moneyが掲載したトップ10ブランドです。
1. Coca-Cola: 3,996,163 fans
2. Starbucks: 5,034,578 fans
3. Disney: 2,119,773 fans
4. Victoria’s Secret: 2,151,895 fans
5. iTunes: 2,236,306 fans
6. Vitaminwater: 1,087,153 fans
7. YouTube: 3,733,242 fans
8. Chick-fil-A: 1,221,064 fans
9. Red Bull: 1,623,102 fans
10. T.G.I. Friday’s: 974,192 fans
いかがでしょうか?トップ2は不変として、ランク外になっているブランドがあります。なによりもファン数が1年前が急激に伸びており、スターバックスは今現在318%、レッドブルはなんと628%で拡大しています。
Facebookは企業利用やブランド訴求において複数コンテンツかつダイレクトな仕組みが実現できるため、他のソーシャルメディアより向いていると思います。ユーザーにとっても友人と情報を共有したり、同じ好みの人とコミュニティを形成することができる、ソーシャルな側面を持つFacebookはサイト閲覧やメッセージの送信よりはるかにインタラクティブなオンライン体験を提供します。また仮想通貨での商品購入や位置情報などリアル社会で利用可能なサービスとも連携が考えられ、将来的な利用可能性は拡大する一方と考えます。煩わしくない楽しい体験が好きなブランドサイトでできること、これ以上ファンにとってはうれしいことはないと思いました。
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