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アップルの音楽ソーシャルネットワークであるPingがTwitterとのクロスプラットフォーム連携を発表しました。これによりユーザーはTwitterアカウントに接続し、PingアクティビティがTwitterに反映される。

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今回発表の連携では、Twitterサイト内でのiTunesの楽曲がプレビューができ、つぶやきから直接購入とダウンロードが可能になる。iTunes楽曲プレビューはiTunesが提供されている全23カ国で利用が可能だ。

Twitterアカウントと接続したPingユーザーは、Ping内でのかきこみ、Like、レビューが自動的にTwitterへ投稿される。この機能はデフォルトで設定されているが、PingユーザーはiTunesのセッティングからTwitterへの自動投稿機能をオフにすることが出来る。

PingのTwitter連携は価値ある機能で、その理由はPingユーザーが簡単に(自身の)Twitterフォロワーを見つけコネクト出来ることが挙げられる。さらに、TwitterユーザーとPingのアクティビティをシェアすることにより、Pingの成長を飛躍的に促進できるだろう。

Twitterは9月にサイトをリニューアルした際、YouTubeやFlickr、Justin TV、Ustreamなど外部パートナーと連携を発表したが、音楽コンテンツはiTunesが初めてとなる。

考えてみれば、この連携はPing以前から音楽SNSを展開していたMyspaceが始めるべき取り組みではなかったのかな。ストア内のPingユーザー間で情報を共有する仕組みから、リファーラルシステムに強みを発揮するTwitterで音楽コンテンツやアクティビティを共有する取り組みは、より自由でオープンな広がりが期待できる。音楽と言うテーマがつぶやきでつながるモデルを採用したことは、ユーザーにコンテンツの新たな活用という付加価値を提供し、本当のソーシャルネットワークにまた一歩近づいたのではないでしょうか。

今はライセンスの関係でサービス提供が限定的ですが、今後は(日本でも開始された)映画・TVコンテンツのプレビューがiTunes Pingから投稿されることはそう遠くない気がします。

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ソース

Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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