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グーグルが開発している(と噂される)音楽サービス「Google Music」はいつ発表されるのか、長い間業界で憶測が飛び交っていきました。そして今回サービスに関する新たな情報が発表されました。しかしそれは製品概要ではなく、内部関係者の一覧です。

2月11日(金)にビルボードマガジンがグーグルの音楽サービスに関る重要人物リストを公表した。

現在判明している、サービス開発に携わる関係者の一覧をまとめてみました。

アンディ・ルービン(Andy Rubin):米グーグル エンジニアリング担当副社長
ルービン氏はグーグルでAndroidを統括しており、2010年に音楽サービス開発の管理担当になった。レコード会社関係者によれば、ルービン氏が自らGoogle Musicの概要のピッチを行ったとのこと。

ルービン氏の元には2つのグループが存在する。一つ目はコンテンツ担当グループで、音楽サービスおよび音楽ストアの開発を担当し、もう1つのビジネス担当グループがレコード会社およびパブリッシャーとの交渉を担当する。

コンテンツ担当グループ
ジェイミー・ローゼンバーグ(Jamie Rosenberg):米グーグル Android製品管理担当ディレクター
ローゼンバーグ氏はAndroidアプリストア全般を統括する。

ローゼンバーグ氏直属の関係者

ポール・ジョイス(Paul Joyce):Androidストアで音楽分野の開発をリードする米グーグル シニア・プロダクト・マネージャー。Simplify Media創設者兼マーケティング担当副社長(グーグルが昨年買収)

ダグ・ルーカス(Doug Lucas):英グーグル、パートナー担当ディレクター。音楽製品の国際版開発をリードする。元EMIミュージック デジタルビジネス開発担当副社長。

ティム・クウァーク(Tim Quirk):Androidのグローバル・コンテンツ・プログラミングをリードする。元Rhapsody 音楽プログラム担当副社長。元RealNetworks音楽コンテンツおよびプログラム担当副社長兼ジェネラルマネージャー

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ビジネス担当グループ
ザハヴァ・レヴィン(Zahavah Levine):米グーグル法務顧問兼ビジネス担当副社長(先頃開催された音楽業界向けカンファレンス「MIDEM」では『Android部門コンテンツ・パートナー担当ディレクター』の名刺を配っていた)。ライセンス契約に関する全ての交渉を担当する。前YouTube担当弁護士。元Rhapsody 法務顧問および音楽ライセンス担当ディレクター

レヴァン氏直属の関係者

テッド・カーツマン(Ted Kartzman):Androidビジネス開発マネージャー。インディレーベルとのライセンス交渉を指揮。元Rhapsody インディレーベル事業ディレクター。

サミ・ヴァルコネン(Sami Valkonen):国際音楽ライセンス主任。元ノキア 『Come With Music』サービス担当

グウェン・シェン(Gwen Shen):コンテンツパートナー担当マネージャー。前ユニバーサルミュージック アカウントディレクター兼ビジネス開発マネージャー(2011年1月にグーグルへ移籍)

以下の2人は法務関係を担当します。

ケビン・モントラー(Kevin Montler):上級企業顧問弁護士。YouTubeおよび独立系サービスを含むグーグルの音楽関連ビジネスの法律面を指揮。

エリザベス・ムーディ(Elizabeth Moody):企業顧問弁護士。以前はDavid Shapiro法律事務所にてMOG、Myspace、imeemなどデジタル音楽サービスとレコード会社の交渉を支援。

関係者の情報によると、グーグルは大手レコード会社とのライセンス交渉を担当できる人物を探しているとのことです。

このようなHoneycome向け音楽プレーヤーの画像もすでにアップされています
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これだけの経歴の人達が別会社作って独自の音楽サービス開発したら面白いビジネスになりそうと感じました。

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ソース

Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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