音楽クリエーターが楽曲をアップしたりユーザーが新曲を無料で発見できる、ソーシャルな音楽共有サイトの「SoundCloud」が登録ユーザー500万人を達成したことを発表しました。
ベルリンに拠点を置くSoundCloudは、2008年にAlexander Ljung氏とEric Wahlforss氏が創設したクラウド型音楽共有サービスです。同社によると、過去12ヶ月だけで登録ユーザー数400万人を獲得、現在新たに登録ユーザーを一日当り20,000人のスピードで追加しています。
500万人までの道のりを示したインフォグラフィックです。2010年5月にはユーザー数がわずか100万人でしたので、かなり急速に成長していることが分かります。驚異的
またSoundcloudは俳優のアシュトン・カッチャーの投資ファームであるA-Grade Fundから、新たに出資を調達したことを発表しています。
image via TechCrunch
Soundcloudは昨年から、新たな投資調達と米国への進出、アンドロイドモバイルアプリのリリース、録音機能の追加、API活用によるTumblr、Facebook Foursquare, Songkickとの連携、実験的アプリサイト「Soundcloud Labs」の発表など、精力的に新しいサービスを展開しています。ユーザー数増加の要因ではないでしょうか。
image via New York Times
フー・ファイターズやアークティック・モンキーズなど著名アーティストから、ローカルなアーティスト、インディー系レコードレーベル、ジャーナリストまで、多くのクリエーターがSoundcloudに参加することで、新曲を発表共有したり、コミュニティからフィードバックをもらうことができます。
PR目的だけでなく、FacebookやTwitterと同様にファンとのエンゲージメントにも活用できるところがSoundcloudのポイントです。コミュニケーションを高める可能性を秘めたSoundcloudは、YouTube版音楽サービスとして今後も可能性が広がりそうです。
ご参考までに関連記事です。興味のある方は是非。
ソース