7月14日に米国サービスを開始した、欧州のクラウド型音楽ストリーミングサービスの「Spotify (スポティファイ)」が有料会員数200万人を突破したことが明らかになりました。ソーシャルな音楽ストリーミングサービスの成長と、発表間近のFacebook Musicプラットフォームへの期待を後押ししてくれるうれしい発表です。
CEOのDaniel Ek氏(@eldsjal)がCNBCのインタビューで、米国と欧米諸国を含む8カ国において、有料会員数が200万人に達したと語りました。また7月の米国ローンチ以来、有料会員数が約400,000人増加したと述べました。
image via Guardian
同インタビューは米国時間21日(水)にオンエアされるそうです。
Ek氏は現地時間22日に開催予定の、Facebookの開発者向けカンファレンス「f8」でも、スピーカーを務めます。こちらでは噂されるFacebook Musicとの提携について詳細を明らかにすると予想されます。イベントのストリーミングはこちらから!
Mashableによれば、Spotifyは今年3月に有料会員数が100万人に達し、米国ローンチ時には160万人に到達したことを発表していました。わずか6か月で有料会員数を2倍にしている計算になります。
一方で競合のクラウド型会員制音楽サービスであるRhapsodyは有料会員数が800,000人(7月)、ソニーの無制限音楽サービス(powered by Qriocity)は750,000人しか獲得していないことを指摘しています。ストリーミングサービスの「MOG」と「Rdio」は会員数を公開していません。
ソーシャルメディアを活用した音楽体験を提供するSpotifyは無料プラン、月額5ドル、10ドルの有料プランを提供しており、10ドルプランでユーザーはiPhoneやアンドロイド端末からいつでも利用できます。4大レコード会社とライセンス契約を締結しており、ユーザーは楽曲カタログ約1500万曲から好きな曲をオンデマンドで聴くことが可能になります。
今回の発表は、音楽ストリーミングサービスがダウンロード販売や小売業などの音楽ビジネスに新しいビジネスモデルを提示して挑戦するだけでなく、ストリーミングやモバイル、ソーシャルといった時間や場所に縛られない音楽体験に、より多くの人が魅力を感じ始めていることを示しているのではないでしょうか?
明日のFacebookとの発表で今後コンテンツビジネスやソーシャルメディアと音楽がどう変わるのか、注目してアップデートしていく予定です。
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