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ソーシャルメディア上の友人知人と一緒に音楽を聴いたり好きなアーティストに投票ができる、ソーシャル音楽共有サービスのTurntable.fmに似たサービスはこれまでも幾つか存在しました。ですが、このクローンのアイデアは素晴らしいと思ったサービスをご紹介。

世界中のラッパー同士がフリースタイルバトルできるソーシャルミュージック・プラットフォーム「rapt.fm」rapt.fm利用者は友人や他人とラップバトルが楽しめ、アバター化したオーディエンスが送る「props」(プロップス、いいね!と同様)でラップバトルの勝敗を競うサービス。

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エミネムの故郷デトロイトで生まれた音楽サービス「Rapt.fm」は、まだプライベートアルファ状態で、今後一般ユーザーからのサインアップが始まる予定。

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Rapt.fmのCEO兼共同創業者, エリック・トーレンバーグ (Erik Torenberg)によれば、「ラップすることは難しいと思われがちですが、物事と一緒で学ぶことができます。どうやってラップするのかについて、毎月2500万件が検索されています。この数はギターやピアノの弾き方を探す検索件数を凌駕しています」とコメントしています。数週間の内に、オーディエンスはラップバトルをライブで鑑賞できる予定だと述べる。友人とフリースタイルバトルを共聴することが可能になる。

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参加ラッパーは自分のフリースタイルをプロフィールに保存し公開することも可能。

Rapt.fmは現在デトロイトとクリーブランド周辺のスタートアップを支援する『Bizdom』アクセラレータープログラムに参加している。現在はシード資金調達および開発者を募集、サービス開発を行っている。LetsBeefOurStageが競合となるが、トーレンバーグはライブパフォーマンスとオーディエンス・エンゲージメントに注力することがRapt.fmの差別化につながると言う。

このサービスは、アイデア、着眼点が素晴らしいし、ラップ音楽好きなら試してみたいと思えるサービスだと思う。ニッチな分野を攻めているように思えますが、このジャンルが好きな音楽ファンがすでに数多く存在し、音楽文化としてリアルの世界で定着しているだけに、将来的な拡がりも期待ができ、分野は違いますがゲームソフト「Guitar Hero」フランチャイズや、世界各国でのタレント発掘などのようなビジネス機会も生まれる可能性もあると思わせる、斬新なアイデアとテクノロジーを連携させ形にしたサービスが登場しました。


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ソース


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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