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これまで数多くの人が好きな音楽を発見しつながる音楽サービスを開発してきました。しかしAppleが廃止を決定した音楽SNS「Ping」など複雑な。ですが、音楽からソーシャルなつながりを作り、新しい音楽を発見するソーシャルミュージックは、音楽ライフに新しい体験を欲する音楽好きを中心に広がっていく。世界でもこの流れは今後も高まると感じます。今回は、友人同士で聴いた曲をシェアしたり好きな音楽同士でつながることができる、ブラジル発の音楽SNSアプリ『SoundShare』をご紹介。 

SoundShareは、iPhoneで聴いた音楽を簡単にシェアしたり、友人知人の音楽を聴いたりすることで、音楽から人へとつながりが広がるソーシャルミュージック・アプリ。TwitterまたはFacebookとも連携しているので、各SNSとの友人とも音楽を共有することができる。
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アプリ内では自分のプロフィール設定の他に、フォローした友人がシェアした音楽が流れるSongs Feedと呼ばれるフィードが表示される。
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フィードに流れる曲をクリックすると、iTunesまたはYouTubeへのリンクが表示されるので、気に入った曲は即座に購入することもできる。

また新しい音楽を発見するには、複数の利用者が聴いている曲を表示するTrending タブをクリックすることで、どの曲が今最もシェアされているかが分かる。また好きな楽曲を見つけたら、LIkeしたりコメントを残しコミュニケーションを図ることができる。

SoundShareのこちらの動画をご覧ください。
<iframe src=”http://player.vimeo.com/video/31185921?byline=0&amp;portrait=0&amp;color=d8c288” width=”500″ height=”281″ frameborder=”0″ webkitAllowFullScreen mozallowfullscreen allowFullScreen></iframe> <p><a href=”“>SoundShare – Social Music Network for iOS</a> from <a href=”http://vimeo.com/user9049720“>SoundShare</a> on <a href=”http://vimeo.com“>Vimeo</a>.</p>

SoundShareのCEOのマット・エイブラス (Matt Abras)は、SoundShareについて「(Appleの)Pingの本来あるべき姿」だと考える。またエイブラスによれば、Appleの技術エヴァンジェリスト兼ユーザー・エクスペリエンス・エヴァンジェリスト担当のJohn Geleynseを始め何人かのApple社員にWWDCの会場で見せたところ驚いていたという。先日、SoundShareはApp Storeブラジル版のトップページにフィーチャーされた。この辺りの話を聞いていると、SoundShareはPingに足りなかった部分(ソーシャル性、モバイル、UI)を意識して開発されたと感じます。同時にアップルが定着化を目指した、音楽で人がつながるソーシャルミュージックの可能性を継承しながらSoundShareで音楽でつながる新しい「感動体験」を生み出そうとしているように思える。

SoundShareのユニークな点はAPIを公開していること。これにより開発者がSoundShareを使ったツールを異なるプラットフォームやサービス上で展開することが可能となる。もし興味のある人がいるなら、こちらのアドレスにAPIアクセス希望のメールを送ってください。 api@soundshareapp.com

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SoundShareを実際触ってみたが、アプリのUIは素晴らしく使い勝手も良かった。ただ現在はユーザー数が少ないことから楽しさを実感するまでに時間がかかりそうだ。利用者が何曲再生しているのかが見えるので、コアな音楽ファン同士ならアクティブ度合いに応じてフォローし合うことで簡単に始められてお薦めです。

SoundShareはiPhoneに保存されている音楽を共有することが前提のソーシャル音楽プレーヤーなので、iPhoneに音楽を保存していることが条件となるため、今後どの程度iPhoneの音楽プレーヤー利用が増えるかが音楽SNSの普及のカギになるのではないか。

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ソース

Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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