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YouTubeに次ぐ動画サイトである、オンライン音楽動画サイトVEVOはヴァージン・アトランティック航空のLCC(格安航空会社)ヴァージン・アメリカと提携し、インフライト・エンターテイメントでVEVOが提供する音楽動画やオリジナル番組の提供を開始します。
今回の提携によって、搭乗者はヴァージンの機内エンターテイメントシステム「Red」で高画質VEVO音楽ビデオ、オリジナル番組「VEVO Originals」などが視聴可能になる。例えばケイティ・ペリー、コールドプレイ、リアーナ、デヴィッド・ゲッタなどの人気アーティストの音楽ビデオが流れる。またVEVOが提供する「VEVO Go Shows」シリーズも視聴が可能になる。
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また今後は旅行先の都市をフィーチャーした音楽プログラム「VEVO Sound + City」が組み込まれる予定。第一弾としてサンフランシスコ行のフライトから提供開始される。
音楽動画サイトVEVOは現在、米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジルの6ヶ国で視聴できるプレミアム音楽チャンネル。ユーザーはVEVO.comやVEVO on YouTube、モバイル・タブレットアプリなどから視聴が可能。またFacebookやAOL、Yahoo! Musicなどでアーティストページ上の音楽動画を配信している。
VEVOは4-6月で前年比9.6%増の30億再生、モバイルだけで13億回の再生回数を記録している。また一日平均1億300万5月だけのグローバルユニークユーザー数は4億3200万人に到達し、これは前年比5%の増加している。さらにモバイルアプリはこれまで1800万回以上ダウンロードされ6月だけで全世界で4億5000万回がモバイルから視聴されたという。これらの巨大な数字を考えると、VEVOはYouTubeに続く新しい音楽動画配信のプラットフォームとなっている。
一方、ヴァージンはコンテンツ企業との提携を機内システムだけの連携だけでなく、航空機、モバイル、ホテルなど世界で6000万人以上が利用するグループ企業全体に拡大させることで、ブランド力を強化していく予定。今回の提携は、ヴァージン・グループで映画、番組制作を担当するVirgin Producedが統括する。
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ヴァージン・アメリカは格安航空なのに、らしさを全く感じさせない不思議なエアライン。LCCなのにファーストクラスがある、座席が広い、機内食やアルコールが無料などの特長がある。また全座席にタッチパネル型のエンタメシステムが搭載されています。
色々な場所で音楽が聴ける環境が増えていくなー
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